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CONTENTS
5月3日(月) 沖縄〜札幌まで、全中継地点の写真を大公開!

▼日本国内キャンペーンを最初から読む

日本国内キャンペーン「障害者100人による日本縦断駅伝」メンバー

 
隊長・国際親善大使:風間深志
 
伴走者:田中哲也。よく目立つ片足サイクリスト。
     
 
GPカメラマン:佐藤敏光。流し撮りをさせたら世界一。
 
マネージャー:山崎昌範。頑張りました。
     
 
トータルサポート:佐藤公二。軽快な応援で元気づけてくれた。
 
トータルサポート:風間晋之介。よく働いていてくれました。
     
 
メカニック:栗本芳和。いつも自転車ピカピカです。
 
広報&マネージャー:今利紗紀。これが膝に入ってんの?

2月21日 沖縄

2月23日 鹿児島

2月24日 熊本

2月25日 熊本・福岡・佐賀

2月26日 佐賀・福岡

2月27日 福岡

2月28日 愛媛

3月1日 愛媛・広島・岡山

3月2日 岡山・香川・徳島

3月3日 徳島・兵庫

3月4日 兵庫

3月5日 兵庫・大阪・京都

3月6日 京都・滋賀

3月7日 滋賀・岐阜・愛知

3月8日 愛知・静岡・山梨

3月9日 静岡・山梨

3月11日 神奈川

3月12日 神奈川・東京

4月7日 東京・埼玉・茨城・栃木

4月8日 栃木・福島

4月9日 福島

4月10日 福島・宮城

4月12日 宮城・岩手

4月13日 岩手

4月14日 岩手

4月15日 岩手・青森

4月16日 北海道

▼第一ステージの初日のレポートへ

4月16日(金) 2300キロ走破
午後3時30分、北海道では9人の走者がタスキを繋ぎ、札幌のテレビ塔にゴールを果たした。
 
テレビ塔の真下にて、札幌市長(代理)や
ミスさっぽろも招き、イベントが開催された。
 
恒例の記念写真は、最多支援者で埋め尽くされました。
皆様のご支援、ありがとうござました!

北海道代表
119番目の走者:浅見さん(右膝機能不全・アシスト)
120番目の走者:中井さん(左大腿切断・アシスト)
121番目の走者:宮下さん(脊髄損傷・ハンドサイクル)
122番目の走者:山田さん(頚髄損傷・車椅子)
123番目の走者:本間さん(頚髄損傷・車椅子)
124番目の走者:池崎さん(シャルコマリートゥース病・車椅子)
125番目の走者:加藤さん(四肢障害・車椅子)
126番目の走者:矢島さん(頚髄損傷・車椅子)
127番目の走者:小川さん(頚椎損傷・電動車椅子)

朝7時、川崎近海汽船シルバーフェリーから苫小牧に降り立った我らサポートチーム。

参加者の宮下さんは北海道をハンドサイクルで1周旅したことがあると言う強者を始め、ラグビーチームなど参加してもらい、
多くの人に迎えられて抜けるような青空の中
札幌テレビ塔に無事ゴールすることが出来ました。

通過したのは27都道府県。
総日数30日間。
2300キロの長旅でした。

多くの参加者にもっと走りたい。
走って気持ち良かった。
何十年ぶりに自転車に乗ったけど、乗れてよかった!
普段走れない車道を堂々と走り楽しかった。
との声を受けました。

テレビや新聞を見て駆け付けてくれた人の温かい声援を受けながら、
雨の日も風の強い日もみんなで繋いだタスキはこれから南米北米を経てスエーデンに向かいます。

 

最後に協力頂いた後援、協賛の各社様、整形外科の先生方、そして参加者の皆さん、ありがとうございました。

*saki.I*

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4月15日(木) 本州を制覇
岩手県から青森県にタスキを繋ぐ、浅沼真規さん(115走者)。
 
ハンドサイクルレーサーを駆る、仲道広幸さん(116走者)。
 
本州ラストゴールの八戸に到着。パラリンピックの日本代表の経験を持つ、坂本朋子さん(118走者)が勤めてくれた。

岩手代表
115番目の走者:浅沼さん(左下腿複雑骨折・アシスト)

青森代表
116番目の走者:仲道さん(脊髄損傷・ハンドサイクル)
117番目の走者:高橋さん(脊髄損傷・ハンドサイクル)
118番目の走者:坂本さん(左大腿切断・アシスト)

今日は二戸駅前から八戸フェリー乗り場までの走行。

今日の青森の走者はスポーツマンばかり。
毎日自転車漕いで試合にも出場している人、アームレスリングの世界チャンピオン、
夏冬のパラリンピック出場者よりどりみどり。

皆さんが口々に言うことは、障害者でもできることはたくさんある。
一人では難しいこともみんなで一緒にやればできる。

そして…
好きなことを1つ見つけて外に出ていってほしいと。

下肢が不十分な障害者は車で移動することが多い。
けれど自転車に乗ると違う景色が色々見えてくる。

花の香り、風の音、冷たい空気、ゆっくり流れる景色に生きていることをしみじみ感じるのでした。

明日は早朝北海道苫小牧に着き、札幌まで走ります。
15時半頃に札幌テレビ塔に着く予定です。
その後イベントを行いますので、是非お越しくださいっ。

*saki.I*

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4月14日(水)  春の吹雪
朝一、1.5kmを車イスで走った5名のゴールシーン。佐々木富士弥さん(106走者)、山崎 武さん(107走者)、
藤原利夫さん(108走者)、五嶋 裕さん(109走者)と大信田康統さん(110走者)。
 
朝からの雨が雪となり気温も0度。
十三本木峠を走る安部靖彦さん(113走者)。
 
Team OZのテツと風間、そしてサポートドクターと
一緒に走る、上田大介さん(114走者)。

岩手代表
106番目の走者:佐々木さん(骨化症・車椅子)
107番目の走者:山崎さん(脊髄損傷・車椅子)
108番目の走者:藤原さん(脳性小児麻痺・車椅子)
109番目の走者:五嶋さん(脊髄損傷・車椅子)
110番目の走者:大信田さん(ポリオ・車椅子)
111番目の走者:川原さん(両膝人工間節・アシスト)
112番目の走者:米川さん(前十字靭帯損傷・アシスト)
113番目の走者:阿部さん(小児麻痺右下肢機能障害・アシスト)
114番目の走者:上田さん(両股関節障害・アシスト)

今日の岩手県は朝から雪と強風の吹き荒れるひどい荒天。

そんな中、車椅子の走者5名とアシスト付き自転車の走者4人で岩手県庁から二戸駅までの約75キロを走行。

普段はなかなか歩くことのない車椅子の方々も、
十数年ぶりに自転車に乗った!と言う方々も楽しんで走ったようです。

岩手県は今回のキャンペーンの参加都道府県で最も多くの21人が走りました。

東北は静かな人が多いのかなーと思っていましたが、実はお祭り好きで熱い人が多いようです。

これをきっかけに岩手独自で障害者の運動をしようかと模索中とのこと。

今回参加できなかった人が運動器をフルに使って運動の充実をはかってもらいたいと思います。

明日は本州最終日。
二戸駅から八戸のフェリー乗り場まで元気に走ります。

*saki.I*

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4月13日(火)  参加者は3桁に
岩手県に入り、6人目の君崎重宗さん。札幌ゴールを前に、ついに「100人目」を達成!
「この自転車なら義手や義足でも不安なく走れますネ!」と話してくださった。
 
98走者の店場 晃さんから、99走者の高橋孝広さんに
バトンタッチ(紫波運動公園にて)。
 
96走者の千葉直希さんは、
甲子園の球児だった(金ケ崎町付近にて)。

岩手代表
96番目の走者:千葉さん(右手のデフロービング損傷・アシスト)
97番目の走者:高橋朝之さん(火傷による両下肢機能全廃・ロード)
98番目の走者:店場さん(火傷による左下肢切断と右足部切断・アシスト)
99番目の走者:高橋孝広さん(骨形成不全症・レース用車椅子)
100番目の走者:君崎さん(左大腿切断・アシスト)
101番目の走者:岩渕さん(頚椎損傷・ハンドサイクル)
102番目の走者:照井さん(頚椎損傷・車椅子)
103番目の走者:高橋一樹さん(頚椎損傷・車椅子)
104番目の走者:工藤さん(脊髄損傷・車椅子)
105番目の走者:松内さん(脊髄損傷・車椅子)

今日は平泉から岩手県庁までの走行。

とうとう大台の100人を越えました。

記念すべき100のゼッケンを君崎さんは20年ぶりに自転車に乗ったらしいが、
アシスト自転車の性能の良さにこれから自転車に乗ろうかなーと笑った。

明日は岩手県庁から二戸駅までの走行。
天気予報では寒くなりそうです。

*saki.I*

 

 

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4月12日(月)  荒天の一日
94走者の柏葉光宏さんを含む6名が、今日のゴール平泉を目指した(国道4号線/大崎市付近)。
 
天気は朝から雨。そして、みぞれ。
気温は1度から0度と、寒い走行が続いた。
 
岩手県に入り、95走者の橋本国夫さんを含む6名が、
無事に平泉駅に到着!

宮城代表
94番目の走者:柏葉さん(前十字靭帯損傷・アシスト)

岩手代表
95番目の走者:橋本さん(右下肢機能障害・アシスト)

宮城仙台中心部から岩手一関までの走行でしたが、今日はひたすら寒さとの闘い。

冷たい雨が降ってきて下り坂が寒ーいと思っていたら、みぞれに。
気温は2℃。

想像以上の荒天に自転車の漕ぎ手の表情が暗い。

岩手・橋本さんは事故後1ヶ月間ベッドで寝たきりだったが、ベッドのまま屋上に出てみた青空が印象的だったと言う。
今日の為に1ヶ月程練習を積んできただけあってゴール後、もっと走れるかも…とポソリ。
青空は望めなかったが、リハビリをして外に出る機会に恵まれてよかったと話してくれた。

やはり寒い時は怪我や事故を起こしやすいので、気を引き締めてゴールに向かいたいと思います。

明日は盛岡、岩手県庁を目指します。

*saki.I*

 

 

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4月11日(日)  ほっと一息リフレッシュ
10日の夕方、モンベル仙台青葉通り店に於いて「運動器」の説明を行う、竹中医師。
 
モンベル仙台青葉通り店は、庭園がある素敵なお店でした。
 
オーストラリア横断と日本縦断駅伝のお話しをする隊長の風間。

昨日は到着後、モンベル仙台青葉通り店店頭で第3弾のオーストラリア横断と今回の日本縦断第1ステージの報告会を行いました。

そして映像を見ながら走行中の様子や環境
オーストラリアで訪問した医療機関と日本の医療の違いと現状
日本縦断の参加者の様々な障害のことを話しをしました。

そして聴講頂いた方々にはカロリーメイトソイジョイポカリスエット桐灰のカイロローソンのロゴ入りタオルそしてBJDのピンバッチをお持ち帰り〜。

 

最初で最後の休息日であった今日はまず午前中に自転車の整備と装備の確認、今後の準備を万端整えました。

その後は初の観光。
私は昨日のイベントに駆け付けてくれた両親と秘湯峩々温泉&遠刈田温泉、そして春の味覚のふきのとうを摘みに。
他のメンバーは日本三景の松島と仙台名物の笹かまを堪能してきました。

 

明日は仙台の三菱中央青葉店を7時半に出発し、岩手の平泉駅までほぼ4号線を利用して走行します。

天気予報では寒くなりそうな気配。
防寒対策をしっかりして備えましょう。

*saki.I*

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4月10日(土) 宮城の桜の蕾は膨らみつつあり
中継ポイント手前の登り坂、58歳の松浦辰雄さん(92走者)は見事にクリア!
 
公立藤田総合病院では、院長と看護師長さんが
お出迎えしてくれました。ありがとうございます!
 
ロードレーサーを駆る橋本健児さん(93走者)は、
仙台のゴール地までタスキを運んでくれました。

福島代表
92番目の走者:松浦さん(脊髄損傷・レース用車椅子)

宮城代表
93番目の走者:橋本さん(右半身麻痺・ロードレーサー)

今日はこの辺りの今年最高気温、21℃。

昨日との寒暖の差が激しく暑くてたまらない。

今日は福島赤十字病院から宮城のモンベル仙台青葉通り店までの走行。

障害者になってからの方が健康的な生活をしている
と今日の参加者は口にした。
そして『スポーツをすると気持ちがいい。
スポーツをしていると体の調子がいい』と言う。

障害者になってから健康に気づく人が多い。
健康なうちに健康であることを意識して『運動器』を駆使して生活できていることを大切にしてもらいたいと思う。

 

明日は今回のキャンペーンで唯一の休息日。
さて、片付けをして残り少ない日程の準備をしましょう。

*saki.I*

 

 

 

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4月9日(金) 雪渓の山々を眺めながら
白河総合運動公園から須賀川総合福祉センターまで、約30Kmを走り抜いた増子重紀さん(89走者)の力走。
 
「気持ちよかったぁ!」と、安斎 透さん(90走者)も
約30Kmを走破。外人サポートは、チェリー。
 
「風が新鮮でした!」と話してくれた管野公治さん(91走者)は
約23Kmを走って下さった(福島医大附属病院にて)。

福島代表
89番目の走者:増子さん(脊髄損傷・ハンドサイクル)
90番目の走者:安斎さん(脊髄損傷・ハンドサイクル)
91番目の走者:菅野さん(左手全指欠損・アシスト)

白河総合運動公園から福島医大病院までの走行。

今日は風が冷たくて気温以上に体感温度が下がる。

ハンドサイクルでゆっくり福島の山々を見ながら走行できるかなー?と思いきや速い速い。

全く景色を見る余裕などなかった。

話を聞けば散歩などで毎日毎日ハンドサイクルに乗っているとのこと。

 

昨日多くのメディアが報道してくれたおかげで、今日は中継ポイントなど色んな所で質問攻めにあったり、応援の声をいただいた。

普段見かけないアイテムや、障害者が力いっぱい走っている姿をみて1人でも多くの人が『運動器の大切さ』について感じてほしいと思う。

明日は仙台。
18時からモンベル仙台青葉通り店でイベントを行います。

沖縄から走ってきた、生の声を聞きに是非来て下さいっ。

*saki.I*

 

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4月8日(木) 春爛漫
快晴のサイクリング日和、二階堂敬さん(85走者)と野村 潤さん(86走者)は、昨日に引き続き走ってくれた。
 
快走してくれた川合 龍さん(87走者)、福島県にて。
 
「この自転車が欲しいなぁ」と、橘内照雄さん(88走者)。

栃木代表
86番目の走者:野村さん(両下肢機能障害・アシスト)
85番目の走者:二階堂さん(大腿切断・アシスト)
87番目の走者:川合さん(脊髄損傷・レース用車椅子)

福島代表
88番目の走者:橘内さん(右腕切断後接合・アシスト)

居眠りをしてしまいそうなくらいポカポカ陽気で、風も気持ちよく最高の自転車日和。

自転車の走者もレース用車椅子の走者もスイスイ進みどこの中継ポイントも予定していた時間よりも早くに着いてしまったほど。

国道4号線も他から合流し交通量が増え北へ向かう1道に。その為トラックも台数が増えてきた。

こんな日はサングラスが眩しい光から、そして小石や排気ガスから眼を守ってくれる大切なアイテムとなる。

午後4時、白河運動公園について今日は終了。

*saki.I*

 

 

 

 

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4月7日(水) 第2ステージ開始
後半がスタート、78走者は松下佳成さん(78走者)日本橋にて。
 
高桑早生さん(81走者)、谷島美代子さん(82走者)、
坂内智也さん(83走者)たちと仲間達(埼玉〜茨城)。
 
会話が弾む、島田一彦さん(84走者)と隊長の風間。栃木県にて。

4月7日桜前線とともに北上を開始。
多くの関係者に見送られ東京国際フォーラムを9時に出発しました。

東京代表
78番目の走者:松下さん(粉砕骨折からの復帰・アシスト)

埼玉代表
79番目の走者:小山さん(脊髄損傷・レーサー)
80番目の走者:千代田さん(脊髄損傷・車椅子)
81番目の走者:高桑さん(下腿切断・アシスト)

茨城代表
82番目の走者:谷島さん(脊髄損傷・車椅子)
83番目の走者:坂内さん(四肢麻痺・車椅子)
84番目の走者:島田さん(脊髄損傷・車椅子)

栃木代表
85番目の走者:二階堂さん(大腿切断・アシスト)
86番目の走者:野村さん(両下肢機能障害・アシスト)

埼玉と茨城県境付近では桜の名所を横目に走行。

晴れていると今回通過したルートは大渋滞とのこと。
雨の中の走行は大変だけれども、ラッキーかも!雨の桜もいいもんだ。
といい聞かせる。

栃木入り気温もぐんぐんさがり、雨足も強くなるばかり。
体力は奪われる。患足は痛さを通りすぎて感覚が麻痺する。

3週間ぶりの自転車は厳しかった。

 

20時、チサンホテル宇都宮に無事到着。

*saki.I*

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4月6日(火) 明日第2ステージ開始

準備が心配なところもありますが、泣いても笑っても明日は来ます!!
 
スタートは第1ステージでゴールした東京国際フォーラム!の東側、線路沿いに朝9時です。
 
そこから4号線をズイーっと北上し、宇都宮に向かいます。
 
天候は晴れる模様。
 
明日は3週間ぶりの自転車です。
都内は交通量も多いので緊張感をもって事故ないように走行しましょう。
 
*saki.I*

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3月31日(水) 第二ステージに向けて大忙し

第一ステージでお世話になったソラーレ ホテルズ アンド リゾーツ株式会社様
(写真はチサンリゾート那覇)
 
 
くったくたになった我らの体を休めるお部屋を提供していただいてます。
 
ふかふかの(しかも大きい)ベットに横たわると一瞬で眠ってしまい、
夜中に起きて慌てて今日のまとめと翌日の準備を行う毎日。
 
後半の第二ステージではほどんどの宿泊をお世話いただいています。
 
全国にホテルがあるのでスタンプラリーができそうです。
 
*saki.I*

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3月19日(金) 第一ステージハイライト その壱
旅のパートナー「ヤマハ製電動自転車 PAS Brace-L(パス ブレイス エル)」のメンテナンスが深夜まで及ぶ 。
暗闇でチカラを発揮するのはヤマハ製の発電機。
 
AEDを配備したサポートカー。サポートドクターと共に
万全の体制で「障害者100人による日本縦断駅伝」に挑む。
 
海上移動としばしの休息でお世話になった
関西汽船のフェリー「はやとも2」

東京国際フォーラムにゴールしてから、早1週間。
第二ステージに向けてサポート隊は今日もあくせく必死に準備を進めています。
 
今日は第一ステージのハイライト(協賛社様編)を一部お届け。
 
 
我々サポートカーにはAEDを配備。初期の対応が大切ですもの。
サポート隊はちゃんと講習を受けました。
もしもの事態には迅速に救急車を呼び、その間はとっても頼りにしているサポートドクターにお願いします。
もちろん出動要請のないように安全には細心の注意をはらっての走行です。
 
 
夜遅くまで整備、お疲れ様です。
外部に電源がないところではヤマハさんの発電機を使用してライトオン。
これで翌日もばっちりです。
 
 
福岡小倉から愛媛松山までかなりお世話になった関西汽船さん。
ゆっくり休めました。ちょっと船酔いが気になりますがたまには船旅もいいものです。
 
 
東京から沖縄への三菱アイミーブ、ハイエースの運搬はトランスポートジャパンさんにお願いしました。
この『運動器の10年』に賛同してくださり無償で運搬を引き受けていただきました。
本当に助かりました。
 
 
たくさんの御厚意に感謝しております。
 
*saki.I*

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3月12日(金) たくさんの方に見守られ
都内丸の内、国際フォーラムにて第1ステージ(前半)のゴールイベントが行われた。
 
東京三田のヤマハ発動機販売の熱烈なエールを浴びて,
ゴールまであと一歩。
 
沖縄からタスキは、20日目に
土門伸行さん(77走者め/右から2人目)により、東京都入り。
 
ゴールには、宇崎竜童さんが駆けつけてくれた。

絶好のサイクル日和。
とうとう第一ステージの最終日を向かえた。

朝TVで取り上げてもらったおかげでスタート地点のみなとみらいスポーツパークには応援にかけつけてくれた方が。
一般の方に興味を持ってもらうことは大切ですね。

3月12日神奈川/東京代表
77人目の走者:土門さん(右膝人工関節・アシスト)

神奈川の東芝科学館を中継地点に使用させて頂き、多摩川大橋を通過するとそこはもう東京。

ヤマハ東京支部、三菱自動車本社前ではかつてないたくさんの声援を受ながらの走行。

そしてゴール地点の東京国際フォーラムでもたくさんの方が出迎えてくれた。

 

今回この『運動器の10年』を初めて知ったという参加者がこの様なイベントがあればまた参加したい!と言う声を多く耳にした。

けれど、次回は今回の参加者1人1人が他者に対してのきっかけをつくって欲しい。
そしてスポーツの素晴らしさやリハビリテーションの大切さを自らの体験を交えて伝えてもらいたいと思う。

何はともあれたくさんの方の協力で第一ステージを無事終了することができた。
第二ステージは4月7日東京駅前をスタートし16日に札幌に着く予定。

たくさんの方に運動器を知ってもらいましょう。

*saki.I*

 

 

 

 

 

 

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3月11日(木) 東京まであと1歩
いつも素敵な出会いが待ってる日本縦断(湘南サイクルロードにて)。
 
小田原から出走した倉沢勇輝さん(75走め)。
 
4年ぶりに自転車に乗った山内正宗さん(76走め)。

ようやく見えた太陽。
湘南から白い帽子の富士山も拝めた。

3月11日の神奈川代表
75人目の走者:倉沢さん(開放骨折・アシスト)
76人目の走者:山内さん(両下肢麻痺・アシスト)

背骨に沿ってファスナーのような手術跡を見せてくれた山内さんは発病以来初となる4年ぶりの自転車での走行とのこと。
スタート前は杖をついていたが、自転車に乗っている時は障害のかけらもなく自由だった。

茅ヶ崎から海沿いのサイクリングロードを潮風を受けながらひた走る。
背後には富士、前には烏帽子岩。
自転車を漕ぐと程よく汗ばむくらいの陽気が心地よく浜辺で昼寝がしたくなってしまったが、ここは先を急ぐ。

海を眺めながらの区間もあっと言う間に過ぎて、トラックが多く行きかう都心へ向かう道に突入。

車は渋滞にはまり自転車と無線が届かなくなるくらいに距離が離れてしまった。

横浜市内中心部に近づくにつれ一方通行や侵入禁止路路が多くなり、自転車はどんどん進む。
車に乗っていると非常にもどかしく悔しい。

明日はとうとう(ようやく?)第一ステージのゴールを迎える。

正午より東京国際フォーラムでイベントがある。

是非お越しを。

*saki.I*

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3月10日(水) 山あり谷あり峠道
左からテツ、サキ、隊長の風間(チームオーストラリア)。山中湖にて。
 
コンビニで、突然の差し入れを受け取る
トータルサポータのコウちゃん。
 
テッちゃん、究極の下りセクション。
 

春の大雪の翌日。昨日との寒暖の差があるので少し暖かく感じる。
ドサッドサッと雪が屋根から落ちる大きな音で目が覚めた。

3月10日の走者
山梨代表:風間深志さん(左下肢機能障害・アシスト)
札幌代表:田中哲也さん(右大腿切断・アシスト)
横浜代表:今利紗紀さん(左膝人工関節・アシスト)
昨日のうちに天候不順で中止が決まっていたのでオーストラリア横断チームで代走。

雪が溶けるまで河口湖畔の富士レイクホテルでラジオとテレビの取材を受けながら待機。
なかなか溶けず時間があったのでテツとサキは雪の中を自転車で走行してどれだけ走れるか試してみた。

サキは2メートルでストップ。
そんな中、片足のテツは20メートルも進む。
一同仰天。

午前11時過ぎ路面に注意しながらようやくスタート。
途中偶然止まったコンビニで、今朝の生ラジオを聞いていた店長さんが我々に気がついて缶コーヒーの差し入れをしてくれた。

冷えきった身体に温かい缶コーヒーが染み入った。

 

富士五湖と富士山の美しいコラボレーションを期待していたが、終日富士山は雲に隠れたまま出てはきてくれなかった。

明日は湘南から都心に向かう。
明日こそは晴れますように。

*saki.I*

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3月10日(水) 「障害者駅伝」がテレビ放映されます!

現在地静岡の「障害者100人による日本縦断駅伝」ですが、2010年3月12日
(金)7:40頃〜「ズームイン!!SUPER」(日本テレビ系列)で生中継が予定さ
れていますので、皆さん是非チェックしてくださいませ!
(*予定変更の場合もあります。)

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3月9日(火) 雪景色の静岡
(株)ヤマハ発動機の表敬訪問にて。
 
スリランカ出身、坂本サジットさん(71走者め)。
 
雪のため走りを断念。左から本田勝也さん(74走者)、隊長・風間、サポートドクターの渡邉義孝さん、竹内慎太郎さん(73走者)

雨が降ったり止んだりの不安定な空模様。
気温は今回最低の4度。
午後からは雪の予報も。
行く先の空を見ながらひたすらペダルを漕ぎ続ける。

3月9日の静岡/山梨代表
71人目の走者:坂本サジットさん(右下腿切断・アシスト)
72人目の走者:小泉さん(肩鎖関節脱臼・ロード)
73人目の走者:竹内さん(左膝半月板断裂・アシスト)
74人目の走者:本田さん(内側側副靭帯再建・アシスト)

 

静岡の坂本さんは今回唯一のスリランカ出身。
『こんにちはー』と言って膝下の義足カバーについている扉から名刺が出てきてビックリ。

静岡も山梨に向かって走って行くとさすが富士の麓。
横目に清流を見ながら、アシストの有り難さを心から感じる峠道を登ったり下ったり。

『運動器』だけでなく『呼吸器』も鍛えられた。

そして静岡/山梨の県境を目指していると空から白いものが。
とうとう雪がチラつき始めた。

直後、隊を離れて500メートルほど先に行ったクルーから無線が入り、すぐ上は路面がシャーベット状だと連絡が入る。

ギリギリ上がれる所まで上がったが、白糸の滝2キロ手前で本日は終了。

 

撤退し、時間が経つにつれ雪はますます激しくなり・・・。
まるでスキー場に向かうような景色と化した。
気温はマイナス3度。納得の景色だ。

山梨、神奈川の参加者さんに会えず残念だが、積雪の為、10日の走行は中止。
予想もしない自体に、急遽クルーは久しぶりの休息の1日を河口湖にて迎える。

*saki.I*

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3月8日(月) 愛知→静岡に突入
静岡県の浜名湖を走る、望月久美さん(68走め)。
 
ひとりで50kを走破した、藤井敦司さん(67走め)。
 
ヤマハモーターパワープロダクト社前の大歓迎。

今日は曇りのち小雨。
浜名湖も霞んで景色を堪能する事はできず、寒くて桐灰のカイロは手放せない。

3月8日の愛知代表
67人目の走者:藤井さん(大腿切断・アシスト)

静岡/山梨代表
68人目の走者:望月さん(前十字靭帯損傷・アシスト)
69人目の走者:武川さん(前十字靭帯損傷・アシスト)
70人目の走者:岩坂さん(後縦字靭帯損傷・アシスト)

愛知の藤井さんが走行中に立ち漕ぎをしてるので、アシストの電源を入れ忘れた?と思い慌てて駆け寄ると
意図的に電源を入れていないとのこと。

その電源が入っていない状態で結局45キロを走破してしまった。

 

今日のトータル走行距離は約130キロ。
ほとんど交代する事のない隊長及びオーストラリア横断チームは距離以上に気温の低さで思っている以上に体力が奪われる。
そんな時は簡単に摂取できるカロリーメイトやソイジョイを一口かじってまた走りだす。
コンビニも自動販売機もないオーストラリアではどれだけ助けられただろう。

おいしい非常食に感謝しながら明日は富士山の麓まで走行する。

*saki.I*

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3月7日(日) 声援を力に変えて
岐阜県では多くの人たちが、安田治幸さん(63走め)の応援に駆けつけた。
 
最年長76歳の田中昌子さん(61走め)、完走!
 
小学6年生の山本博之くん(65走め)も、2.5kmを完走!

今日も雨。
しかも昨日よりも寒いっ。
早く春の陽気にならないかなー。

3月7日の滋賀代表
60人目の走者:西堀さん(骨盤骨折・ロード)
61人目の走者:田中浩次さん(左下腿切断・アシスト)
62人目の走者:田中昌子さん(後縦靭帯骨化症・ロード)

岐阜代表
63人目の走者:安田さん(右上下肢障害・ロード)

愛知代表
64人目の走者:大橋さん(右下腿切断・アシスト)
65人目の走者:山本くん(骨形成不全症・車椅子)
66人目の走者:香川さん(左大腿切断・アシスト)

63番目の安田さんが走行した岐阜の大垣付近ではびっくりするくらい沿道に人がいて『運動器の10年』の小旗を振ってくれた。

野球部の男の子たちは横を一緒に走りまくり、女の子たちは熱い声援を送る。

 

62番目の走者、田中さんは最年長。
65番目の走者、山本くんは最年少。

山本くんは小学6年生。
お友達と担任の先生も応援に駆け付けた。
白川公園の噴水から中京会館の噴水まで走行。
ゴール地点を通り過ぎても走る走る。
みんなで追いかけなんとか戻るもまた走る。
元気いっぱいの男の子だった。

明日はとうとう静岡県。

磐田まで国道1号で走行。

さて、ステージゴールの気配もしてきました。明日はどんな人に会えるでしょうか。

*saki.I*

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3月6日(土) 雨降りの古都をひた走り
雨降りの中、中継ポイントに到着の寺田雅美さん(57走者め)。
 
京都の街を走る大野 拓さん(54走者め)。
 
こぶしを挙げて、ゴールに入る西山克哉さん(59走者め)。

今日も雨に降られたー。
早くピカピカに晴れないかなー。

3月6日の京都代表
54人目の走者:大野さん(脊髄損傷・車椅子)
55人目の走者:小島さん(人工関節・アシスト)

滋賀代表
56人目の走者:山田さん(頚椎捻挫・ロード)
57人目の走者:寺田さん(リウマチ・アシスト)
58人目の走者:安田さん(両足関節随意運動困難・アシスト)
59人目の走者:西山さん(下肢麻痺・ロード)

今日は道が渋滞で車は進まず自転車にどんどん離される。

自転車はやっぱりいいっ。

今回はヤマハのブレイスと言うアシスト自転車。
アシスト自転車は漕ぎ始めが特徴的。
グイーッとアシストが効きビックリする。

障害者にとっては障害をカバーするものとして、
そして50代くらいのちょっと運動から遠ざかっているおじさんにとってはスポーツの導入として最適。

淡路島の警察の方も乗って楽しんでました。
営業マンではありませんが、生涯スポーツに是非いかがですか?

 

明日は愛知県の知立まで約100キロを走行する。

見かけたら応援してくださいね。

*saki.I*

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3月5日(金) 日本もヒトも折り返し
大阪市西区のモンベル本社前では、大勢の人たちが応援をしてくれた。
 
ついに、50人目の走者となった田下倫明さんの走り。
 
アンカーは53人目の走者、野村徹朗さんは
「超、気持ちいい!」を連発。

今日は曇り空。
最近ちゃんと太陽見てないなー。
太陽さん出てこーい。

3月5日の兵庫代表
50人目の走者:田下さん(下肢切断・ロード)

大阪代表
51人目の走者:今井さん(左麻痺・アシスト)
52人目の走者:吉田さん(脊髄損傷・ハンドサイクル)
53人目の走者:野村さん(脊髄損傷・アシスト)

今日は京都まで来ました。
が、京都の走者がいなかったので急遽大阪代表の野村さんに京都のワコール本社まで走ってもらいました。

『ヤホー』などと叫びつつ電動アシスト自転車を楽しみながらゆっくり走行。

そして今日、とうとう走者が50人を越えました。

距離も1000キロを越えて折り返し地点を過ぎました。

明日も安全走行で頑張ります。

*saki.I*

 

 

 

 

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3月4日(木) 新たな障害者スポーツとの出会い


48,49番目の走者は、ハンドサイクルの川口 慶さんと、
三輪自転車の仲元ゆかりさん。おまわりさん、ありがとう!


ゴール後の記念写真。皆の笑顔が素敵です!
 

仲元ゆかりさんと、隊長の風間深志。

天候は薄曇りで残念ながらのポチポチ雨模様。

そんな中でも参加者の2人は走れる喜びに元気いっぱいの様子。

3月4日の兵庫代表の走者。
48人目の走者:川口さん(頚椎損傷・ハンドサイクル)
49人目の走者:仲元さん(脳性麻痺・3輪自転車)
の2人。

8キロの区間ながら今回初めてパトカーの後方支援を受けながらの走行。

走り易かったのは言うまでもない。

ゴール後、兵庫県リハビリテーションセンターを訪問。

国内有数の広さ、そして設備を誇り、傷ついた人々のケアをする。
受傷後や手術後はどれだけ早く、そして実のあるリハビリを受けられるか、更にその後のケアを受けられるかで今後の生活が変化する。

ここには大きな体育館もあり、あらゆる障害者スポーツに対応したラインが引かれている。
一般では馴染みのないスポーツもある。

今回兵庫代表で参加された方々は日々この体育館とジムでトレーニングを積んでいるという。

この体育館では毎週のように試合が行われている。
障害者でまだ熱くなれるスポーツとの出会いがない人、スポーツ観戦が好きな方は是非障害者スポーツも一度観戦してみてほしい。

新たな世界が開かれる第一歩になるかも。

*saki.I*

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3月3日(水) 阿波の神の通り道


51km区間を走ってくれた45.46.47走者の吉野さん、村田さん、川田さん。


伴走をしてくれたサポート看護師のお二人。
 

43.44走者と仲間たち(大塚製薬にて)

天候は晴れだけど強風で寒い。

漁が始まったばかりのいかなごのくぎ煮の香りがすきっ腹を襲う。

今日は阿波の神が通った徳島から淡路島までを走破。
明石海峡大橋を渡ればその先は神戸だ。

3月3日の徳島代表の走者。
43人目の走者:佐條さん(右股関節機能全廃・アシスト)
44人目の走者:阿部さん(右上肢機能全廃・アシスト)

兵庫代表の走者。
45人目の走者:吉野さん(両下肢機能全廃・レーサー)
46人目の走者:村田さん(下肢麻痺・レーサー)
47人目の走者:川田さん(両下肢麻痺・レーサー)

昨日、オーストラリアを横断した仲間である片足のテツが合流。

テツは片足ながら札幌でスキーのインストラクターをしている。

今回の日本縦断は平日のみの参加だが、やはりテツのパワーはすごい。

夕食時ふと聞こえてしまったのだが、テツは健常者を煽るのが好きだそうだ。

 

明日の夜は神戸市医師会館でシンポジウムをやります。

お時間あれば是非お越し下さい。

*saki.I*

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3月2日(火) 再び四国へ
香川県、キャンペーン参加の自慢の足並み。
 
38人目の齋藤千草さんは、1kmの徒歩による参加。
 
アンカーを務めた42人目は、徳島県の佐條秀明さん。

天候は晴れときどき曇り空。

今日のルートは岡山県倉敷から香川県、徳島県鳴門と走行。

一昨日松山に着いたというのに、しまなみ海道を使って本州入り、今日は瀬戸大橋を利用して再度四国入りした。

 

3月2日の岡山代表の走者。
33人目の走者:能島さん(脊髄損傷・レーサー)

香川代表の走者
34人目の走者:高木さん(大腿切断・アシスト)
35人目の走者:黒石さん(大腿切断・アシスト)
36人目の走者:河西さん(大腿切断・アシスト)
37人目の走者:溝渕さん(大腿切断・アシスト)
38人目の走者:齊藤さん(大腿切断・徒歩)
39人目の走者:棚橋さん(大腿切断・アシスト)
40人目の走者:小國さん(大腿切断・アシスト)
41人目の走者:大西さん(大腿切断・アシスト)

徳島代表の走者
42人目の走者:佐條さん(右足欠損・アシスト)

香川の方々は全員が大腿切断者。
この香川県チーム、義足側のビンディングとしてお手製のマジックテープ装置をペダルに装着。

これで自転車のペダルを踏み外すことはない。そして装着が簡単な点が魅力的だ。

 

スポーツに取り組む障害者たちは皆生き生きとしていてゴールした瞬間明るい表情を見せる。

ちょっとした工夫で障害者が簡単にスポーツに取り組める環境を整えられる。

障害者スポーツとは何か。

少し考えさせられた。

*saki.I*

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3月1日(月) 冷たい雨の広島→岡山


31走者め、笑顔の安井正文さん。


雨の中、力走してくれた
29走者めの赤木哲也さん。
 

32走者め、アンカーを努めて頂いた
松永さん(倉敷駅前にて)。

天候はしっかり雨雨雨。

せっかく景色がいい四国から本州に渡る数々の橋だったのに霞んでいた。

3月1日の広島代表の走者。
27番目の走者:吉浦さん(脊髄損傷・レーサー)
28番目の走者:長谷川さん(下肢切断・ロード)
29番目の走者:赤木さん(脊髄損傷・レーサー)
30番目の走者:前長さん(脊髄損傷・レーサー)
31番目の走者:安井さん(左大腿切断・ロード)

岡山代表の走者
32番目の走者:松永さん(両下肢機能全敗・レーサー)

今日はほんとに冷たい雨が降っていた。
気温は10度だったが、濡れていたから体感温度はもっともっと低かっただろう。

だけど選手は元気いっぱい。
途中雨が強くなって走行を中止にしようか考えたが、選手の走りたいと言う気持ちに押され決行。

毎回思うのだが車椅子マラソンの選手はつくづく速い。
渋滞回避の為に道路脇に寄って待っていると、あっという間に選手とサポートカーの距離は開いていく。
街中の渋滞があれば追いつくことは完全に不可能だ。

因みに本日の最終走者を務めてくれた松永さんは車椅子マラソンの全日本選手だそうだ。

今回は倉敷の駅前から美観地区の間をゆっくり歩くペースで進んでもらったが、今度は是非走る姿を見てみたいものだ。

*saki.I*

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2月28日(日) 講演会のお知らせ!
 

現在元気に走行中の「障害者100人による日本縦断駅伝」ですが、3月3日〜5日に兵庫県を通過します。それに合わせて3月4日19時から神戸市医師会館に於いて講演会を行います。また、中間ゴールである東京でも3月12日12時からち東京国際フォーラムDブロック地上広場にて運動器の重要性をテーマにした「障害者100人による日本縦断駅伝」「運動器の10年日本委員会の取り組み」の市民フォーラムを開催します。

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2月28日(日) 四国編スタート


25人目の走者、山岡章男さん(しまなみ海道にて)。


23人目の大原 卓さんから、
日本縦断タスキを引き継ぐ安井幸重さん。
 

愛媛県(多々羅しまなみ公園)ゴールには、
大勢の応援が駆けつけた。

天候は晴天。

早朝に松山観光港にタスキが四国に上陸した。

チリでの地震の影響で津波警報が出ているが、瀬戸内の海は何事もなかったかのように穏やかだ。

2月28日の愛媛代表の走者は以下の通り。
22番目の走者:真鍋さん(下腿切断・アシスト)
23番目の走者:大原さん(右前腕切断・アシスト)
24番目の走者:安井さん(脊髄胸椎損傷・ハンドサイクル)
25番目の走者:山岡さん(脊髄損傷・ハンドサイクル)
26番目の走者:池田さん(脊髄損傷・ハンドサイクル。)

今日は今回初お目見えのハンドサイクルが登場。

ハンドサイクルはまるでスポーツカーの様に車高が低く、自転車のペダルにあたる部分が胸部の前にある。
ギアも付いていて自転車と遜色なく速い。

 

まだ少し冷たい潮風が吹く迫力満点な景色のしまなみ海道を走り愛媛と広島の県境まできた。

明日は倉敷まで走る。

*saki.I*

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2月27日(土) 九州ラストラン


20走目は紫垣裕憲さん(左)。


18/19人目はW/Cの土井勇樹さん(左)と
永芳昌亮さん(右)。
 

九州ラストランは、20人目の
秋山祐治さん(中央)。

天候は曇り空。
ちょっと体感温度が低めで桐灰カイロの温もりがホッとする。
あったかいって幸せだー。

2月27日の福岡代表の走者は以下の通り。
18番目の走者:土井さん(脊髄損傷・車椅子)
19番目の走者:永芳さん(脊髄損傷・車椅子)
20番目の走者:紫垣さん(両下肢切断・ロード)
21番目の走者:秋山さん(先天性内反足・アシスト)

中継地点の九州大学から小倉への間、道を間違え?約20キロも遠回りをしてしまった。

結果小倉港に着いたのは薄暗い18時をゆうに越えていた。
おまけに今にも雨が降り出しそうな空模様。
しかもサポートカーともはぐれ、ヒヤヒヤしながらの走行だった。

あー今日ほど疲れた日はなかったな。

今晩はフェリー泊。

明日の朝には松山へタスキが渡る。

*saki.I*

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2月26日(金) 雨の中の力走 in 福岡


今日のアンカーを務めてくれた、17人目の走者、藤井里奈枝さん。


雨の中、走ってくださった、
16人目の走者、狩野草原さん。
 

スタート後に雨。ガソリンSTで合羽を着る、
運営委員長の松下 隆教授。

天候はしっとりの雨。
あいにくの雨だが、土砂降りにならなくて済んだ。

運動器の10年を応援している久光製薬の鳥栖工場からスタート。
サロンパスの香りがすごくて全身の疲労が取れそうな気分になった。

2月26日の佐賀→福岡の走者は以下の通り。
15番目の走者:上杉さん(靭帯断裂・アシスト)
16番目の走者:狩野さん(左大腿切断・ロード)
17番目の走者:藤井さん(脊髄損傷・車椅子)

ゴール手前、最後の角を曲がると遠くに人だかりが。

近づいていくとそこはゴールの第一三共。

三菱アイミーブが先導する道路を車椅子で走ってきた藤井さんがゴールをきった。

たくさんの人を笑顔にする藤井さんのキラキラな笑顔が眩かった。

雨模様の1日だったが彼女は太陽だった。

*saki.I*

 

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2月25日(木) 熊本→福岡→佐賀へ


第一走者、矢野賞太さん


第2中継地点となった久留米大学にて
 

佐賀県大牟田市にて

天候は曇天。

今にも雨が降りそうな重ーい雲。
だけどなかなか降られない。
ラッキーな晴男ばかり。

 

2月25日の走者
第1走:熊本代表の矢野さん(右大腿切断・アシスト)
第2走:福岡代表の狩野さん(左大腿切断・ロード)
第3走:佐賀代表の松尾さん(右膝人工関節・アシスト)

今日は一気に3県にまたいで走行。

熊本市内の朝のラッシュから始まりずーっと
交通量の多い道を走る。

しかし歩道は狭く路側さえも狭い。

そんな道は健康体の人でも大変だとは思うが、障害を持つ者は個々の身体の状態に合わせてペダルや自転車のフレームに義足を固定している。
その為、ちょっとした段差やバランスを要す所は転倒等大怪我につながりかねない。

細心の注意を払っての走行。

車椅子の人でも行動しやすいくらいに
歩道がもっと広ければいいのに、、、そんな事を考えながら
明日はまた交通量の多い国道3号線を使って福岡駅までひたすら走る。

*saki.I*

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2月24日(水) 鹿児島→熊本へ
いよいよ、熊本県へ突入。
 
本日の走者、藤原 勇さん。八代付近にて。
 
梅が満開の南九州。

天候は晴れ。

気温は今年1番暖かい23度(むしろ自転車だと暑い!)

暑さのためクルーはぐったり疲れ気味の様子。

2月24日の走者
第1走:藤原さん(両下肢切断・ロードバイク)
ただ1人。

藤原さんは55歳。
疲れた様子も見せず、なんと1人で約90キロを走破。

水俣から熊本市内へ向かう3号線はうねうねした山道があったが淡々と上り続ける。

今日に向けて何度も試走したそうだ。

山道、田園、人家が増えてきて少しずつ景色が移り変わり街中に突入。
90キロも走ると同じ熊本県でも様子は様変わりだ。

明日は熊本市内から大牟田市、久留米市と福岡県を通り、佐賀県は鳥栖市まで走行する予定だ。

明日、天気予報では春一番が吹く可能性があるとのこと。

梅の花が咲く熊本市内だが散ってしまうかも。

*saki.I*

 

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2月23日(火) 本州編スタート


3走目、堂園 靖さんの走り


鹿児島新港にて、報道インタビュー。
 

23日のゴール。出水総合医療センターにて。

天候は晴れ。

鹿児島新港に沖縄からのタスキを握りしめ降り立った私たち。

降りるとそこには今日の参加者や伴走ドクターなどの関係者。
そしてなんとテレビ4局、ラジオ1局、新聞記者という大所帯がお出迎え。

選手や風間隊長への取材の嵐で出発時間が遅れてしまうという、嬉しいハプニングも。

出発後即報道されたおかげで、走っていると一般の方々から『朝テレビで見たよ!頑張ってー!』などずいぶん声をかけて頂いた。

選手たちの背中を押すその言葉は一般の方々にとっても、選手にとっても考えるきっかけや、今後の糧となるだろう。
サポートしている私たちにとってもすごく嬉しく、今回この日本キャンペーンができてよかったと心から思った。

 

心地よい風が吹く。
国道3号線を熊本方面へ向かいひたすら走る。
道端には黄色い菜の花が風に揺れ、春の兆しを感じた。

鹿児島代表の走者は
第1走:四元さん(脳せいマヒ・車椅子)
第2走:宮内さん(先天性右下肢障害・アシスト自転車)
第3走:堂園さん(頭部外傷・車椅子)
第4走:三角さん(前腕切断・アシスト自転車)
第5走:坂本さん(高度挫滅創と下腿切断・アシスト自転車)

の5人。

3走の堂園さんは鹿児島県スポーツ大会で100走の大会記録保持者だそうで、9キロの道のりを1度も手を止める事なく走りきった。

九州男児は熱かった。

*saki.I*

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2月22日(月) フェリーで移動中

沖縄の思いがつまったタスをにぎりしめ、私たちクルーは沖縄本部港から鹿児島新港に向けてフェリーで移動中。

風間隊長は船酔いで寝込んでいます。

明日は鹿児島。
鹿児島新港では本州編のスタートイベントがあります。

お近くの方は是非きてくださいねっ。

 

今日はライダーがいないので、クルーを紹介。

隊長:風間深志(国際親善大使)
マネージャー:山崎昌範(オーストラリア横断メンバー)
カメラマン:佐藤敏光
メカニック:栗本芳和
ドライバー:風間晋之介
伴走スペシャリスト:田中哲也(オーストラリア横断メンバー)
チームのアイドル:今利紗紀(オーストラリア横断メンバー)

でお送りします。

*saki.I*

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2月21日(日) 元気にスタートしました。

昨日、一昨日の天気とはうって変わって見事な快晴。

エイサーの演舞に見送られ元気に守礼門前からスタートしました。

2月21日(日)沖縄代表の走者は以下の通り。

第1走・平安さん(右下腿切断)
第2走・城間さん(レーサーの車椅子)しかも中学生
第3走・再度走行の平安さん
第4走・茶園さん
第5走・新城さん(左大腿切断)

という異なる障害の4人。

 

まるで初夏のような陽気の中、自転車をこいでいると汗ばむ気温だけど障害者とはいえみんなスポーツマン。
伴走のドクターを引き離す勢いで走る走る。

関係者の方々や通りがかりの人からの声援を受け、沖縄の透き通るような青い海を真横にしながらも景色を見る余裕もなく隊列を組んで走り、午後4時無事に本部港へ到着しました。

*saki.I*

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2月20日(土) 準備も万端。沖縄のサキから生の声が届きました。

みなさん、こんばんはー。
レポーター兼走者を務めます、骨肉腫のサキこと今利紗紀です。

第3弾ではオーストラリア5000キロを走破しましたが、今回の第3.5弾では沖縄から札幌に向かって各都道府県の代表の障害者の方々とリレー形式で日本縦断をします。

さて、今日は明日のスタートに備え、自転車の整備や試走、物品の確認をし、琉球大学の普天間先生と打ち合わせを行いました。

明日は9時半よりイベントを行い10時に守礼門前を出発です。

このようなたくさんの方が参加するキャンペーンは初めてということもあり、バタバタバタと慌ただしい風間一行ですが、無事札幌まで完走できるように応援よろしくお願いします。

さて、明日からどんな障害者の方々との交流ができるでしょうか。楽しみです。

*saki.I*

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2月20日(土) 明日のスタートを目前に、詳細情報を公開。

「運動器の10年世界キャンペーン第3.5弾」として、いよいよ明日スタートする予定の

日本国内キャンペーン
「障害者100人による日本縦断駅伝」
〜つなぐ心・つなぐ力・つなぐ輪(和)〜

の通過予定ルートや予定スケジュールなど、詳細情報の掲載を開始しました。

今回のキャンペーンの目的である、運動器に障害を持つ人々が、日本列島を南から北へと皆で力を合わせ、タスキをつなぎ縦断していく「チャレンジ」の詳細をぜひごらんください。

皆様の街を走り抜けて行くチャレンジャーたちに、暖かい応援をよろしくおねがいします。

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2月20日(土) いよいよ明日沖縄県那覇市から「障害者100人による日本縦断駅伝」がスタート! 北海道札幌市を目指します。

WHO承認活動「運動器の10年」世界運動(2000〜2010)の締めくくりとして、日本国内において同キャンペーンのさらなる周知のため、世間一般からの注目を集めることを目的に障害者100人による日本縦断駅伝(全行程2300km)をおこないます。

沖縄県那覇市から北海道札幌市まで全行程はおよそ2300Km。運動器に障害を持つ100人のメンバーがたすきをつなげ、運動器の大切さを伝えます。

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運動器の10年・日本国内キャンペーン・障害者100人による日本縦断駅伝 詳細レポート
Japanese  English
CONTENTS
5月3日(月) 沖縄〜札幌まで、全中継地点の写真を大公開!

▼日本国内キャンペーンを最初から読む

日本国内キャンペーン「障害者100人による日本縦断駅伝」メンバー

 
隊長・国際親善大使:風間深志
 
伴走者:田中哲也。よく目立つ片足サイクリスト。
     
 
GPカメラマン:佐藤敏光。流し撮りをさせたら世界一。
 
マネージャー:山崎昌範。頑張りました。
     
 
トータルサポート:佐藤公二。軽快な応援で元気づけてくれた。
 
トータルサポート:風間晋之介。よく働いていてくれました。
     
 
メカニック:栗本芳和。いつも自転車ピカピカです。
 
広報&マネージャー:今利紗紀。これが膝に入ってんの?

2月21日 沖縄

2月23日 鹿児島

2月24日 熊本

2月25日 熊本・福岡・佐賀

2月26日 佐賀・福岡

2月27日 福岡

2月28日 愛媛

3月1日 愛媛・広島・岡山

3月2日 岡山・香川・徳島

3月3日 徳島・兵庫

3月4日 兵庫

3月5日 兵庫・大阪・京都

3月6日 京都・滋賀

3月7日 滋賀・岐阜・愛知

3月8日 愛知・静岡・山梨

3月9日 静岡・山梨

3月11日 神奈川

3月12日 神奈川・東京

4月7日 東京・埼玉・茨城・栃木

4月8日 栃木・福島

4月9日 福島

4月10日 福島・宮城

4月12日 宮城・岩手

4月13日 岩手

4月14日 岩手

4月15日 岩手・青森

4月16日 北海道

▼第一ステージの初日のレポートへ

4月16日(金) 2300キロ走破
午後3時30分、北海道では9人の走者がタスキを繋ぎ、札幌のテレビ塔にゴールを果たした。
 
テレビ塔の真下にて、札幌市長(代理)や
ミスさっぽろも招き、イベントが開催された。
 
恒例の記念写真は、最多支援者で埋め尽くされました。
皆様のご支援、ありがとうござました!

北海道代表
119番目の走者:浅見さん(右膝機能不全・アシスト)
120番目の走者:中井さん(左大腿切断・アシスト)
121番目の走者:宮下さん(脊髄損傷・ハンドサイクル)
122番目の走者:山田さん(頚髄損傷・車椅子)
123番目の走者:本間さん(頚髄損傷・車椅子)
124番目の走者:池崎さん(シャルコマリートゥース病・車椅子)
125番目の走者:加藤さん(四肢障害・車椅子)
126番目の走者:矢島さん(頚髄損傷・車椅子)
127番目の走者:小川さん(頚椎損傷・電動車椅子)

朝7時、川崎近海汽船シルバーフェリーから苫小牧に降り立った我らサポートチーム。

参加者の宮下さんは北海道をハンドサイクルで1周旅したことがあると言う強者を始め、ラグビーチームなど参加してもらい、
多くの人に迎えられて抜けるような青空の中
札幌テレビ塔に無事ゴールすることが出来ました。

通過したのは27都道府県。
総日数30日間。
2300キロの長旅でした。

多くの参加者にもっと走りたい。
走って気持ち良かった。
何十年ぶりに自転車に乗ったけど、乗れてよかった!
普段走れない車道を堂々と走り楽しかった。
との声を受けました。

テレビや新聞を見て駆け付けてくれた人の温かい声援を受けながら、
雨の日も風の強い日もみんなで繋いだタスキはこれから南米北米を経てスエーデンに向かいます。

 

最後に協力頂いた後援、協賛の各社様、整形外科の先生方、そして参加者の皆さん、ありがとうございました。

*saki.I*

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4月15日(木) 本州を制覇
岩手県から青森県にタスキを繋ぐ、浅沼真規さん(115走者)。
 
ハンドサイクルレーサーを駆る、仲道広幸さん(116走者)。
 
本州ラストゴールの八戸に到着。パラリンピックの日本代表の経験を持つ、坂本朋子さん(118走者)が勤めてくれた。

岩手代表
115番目の走者:浅沼さん(左下腿複雑骨折・アシスト)

青森代表
116番目の走者:仲道さん(脊髄損傷・ハンドサイクル)
117番目の走者:高橋さん(脊髄損傷・ハンドサイクル)
118番目の走者:坂本さん(左大腿切断・アシスト)

今日は二戸駅前から八戸フェリー乗り場までの走行。

今日の青森の走者はスポーツマンばかり。
毎日自転車漕いで試合にも出場している人、アームレスリングの世界チャンピオン、
夏冬のパラリンピック出場者よりどりみどり。

皆さんが口々に言うことは、障害者でもできることはたくさんある。
一人では難しいこともみんなで一緒にやればできる。

そして…
好きなことを1つ見つけて外に出ていってほしいと。

下肢が不十分な障害者は車で移動することが多い。
けれど自転車に乗ると違う景色が色々見えてくる。

花の香り、風の音、冷たい空気、ゆっくり流れる景色に生きていることをしみじみ感じるのでした。

明日は早朝北海道苫小牧に着き、札幌まで走ります。
15時半頃に札幌テレビ塔に着く予定です。
その後イベントを行いますので、是非お越しくださいっ。

*saki.I*

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4月14日(水)  春の吹雪
朝一、1.5kmを車イスで走った5名のゴールシーン。佐々木富士弥さん(106走者)、山崎 武さん(107走者)、
藤原利夫さん(108走者)、五嶋 裕さん(109走者)と大信田康統さん(110走者)。
 
朝からの雨が雪となり気温も0度。
十三本木峠を走る安部靖彦さん(113走者)。
 
Team OZのテツと風間、そしてサポートドクターと
一緒に走る、上田大介さん(114走者)。

岩手代表
106番目の走者:佐々木さん(骨化症・車椅子)
107番目の走者:山崎さん(脊髄損傷・車椅子)
108番目の走者:藤原さん(脳性小児麻痺・車椅子)
109番目の走者:五嶋さん(脊髄損傷・車椅子)
110番目の走者:大信田さん(ポリオ・車椅子)
111番目の走者:川原さん(両膝人工間節・アシスト)
112番目の走者:米川さん(前十字靭帯損傷・アシスト)
113番目の走者:阿部さん(小児麻痺右下肢機能障害・アシスト)
114番目の走者:上田さん(両股関節障害・アシスト)

今日の岩手県は朝から雪と強風の吹き荒れるひどい荒天。

そんな中、車椅子の走者5名とアシスト付き自転車の走者4人で岩手県庁から二戸駅までの約75キロを走行。

普段はなかなか歩くことのない車椅子の方々も、
十数年ぶりに自転車に乗った!と言う方々も楽しんで走ったようです。

岩手県は今回のキャンペーンの参加都道府県で最も多くの21人が走りました。

東北は静かな人が多いのかなーと思っていましたが、実はお祭り好きで熱い人が多いようです。

これをきっかけに岩手独自で障害者の運動をしようかと模索中とのこと。

今回参加できなかった人が運動器をフルに使って運動の充実をはかってもらいたいと思います。

明日は本州最終日。
二戸駅から八戸のフェリー乗り場まで元気に走ります。

*saki.I*

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4月13日(火)  参加者は3桁に
岩手県に入り、6人目の君崎重宗さん。札幌ゴールを前に、ついに「100人目」を達成!
「この自転車なら義手や義足でも不安なく走れますネ!」と話してくださった。
 
98走者の店場 晃さんから、99走者の高橋孝広さんに
バトンタッチ(紫波運動公園にて)。
 
96走者の千葉直希さんは、
甲子園の球児だった(金ケ崎町付近にて)。

岩手代表
96番目の走者:千葉さん(右手のデフロービング損傷・アシスト)
97番目の走者:高橋朝之さん(火傷による両下肢機能全廃・ロード)
98番目の走者:店場さん(火傷による左下肢切断と右足部切断・アシスト)
99番目の走者:高橋孝広さん(骨形成不全症・レース用車椅子)
100番目の走者:君崎さん(左大腿切断・アシスト)
101番目の走者:岩渕さん(頚椎損傷・ハンドサイクル)
102番目の走者:照井さん(頚椎損傷・車椅子)
103番目の走者:高橋一樹さん(頚椎損傷・車椅子)
104番目の走者:工藤さん(脊髄損傷・車椅子)
105番目の走者:松内さん(脊髄損傷・車椅子)

今日は平泉から岩手県庁までの走行。

とうとう大台の100人を越えました。

記念すべき100のゼッケンを君崎さんは20年ぶりに自転車に乗ったらしいが、
アシスト自転車の性能の良さにこれから自転車に乗ろうかなーと笑った。

明日は岩手県庁から二戸駅までの走行。
天気予報では寒くなりそうです。

*saki.I*

 

 

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4月12日(月)  荒天の一日
94走者の柏葉光宏さんを含む6名が、今日のゴール平泉を目指した(国道4号線/大崎市付近)。
 
天気は朝から雨。そして、みぞれ。
気温は1度から0度と、寒い走行が続いた。
 
岩手県に入り、95走者の橋本国夫さんを含む6名が、
無事に平泉駅に到着!

宮城代表
94番目の走者:柏葉さん(前十字靭帯損傷・アシスト)

岩手代表
95番目の走者:橋本さん(右下肢機能障害・アシスト)

宮城仙台中心部から岩手一関までの走行でしたが、今日はひたすら寒さとの闘い。

冷たい雨が降ってきて下り坂が寒ーいと思っていたら、みぞれに。
気温は2℃。

想像以上の荒天に自転車の漕ぎ手の表情が暗い。

岩手・橋本さんは事故後1ヶ月間ベッドで寝たきりだったが、ベッドのまま屋上に出てみた青空が印象的だったと言う。
今日の為に1ヶ月程練習を積んできただけあってゴール後、もっと走れるかも…とポソリ。
青空は望めなかったが、リハビリをして外に出る機会に恵まれてよかったと話してくれた。

やはり寒い時は怪我や事故を起こしやすいので、気を引き締めてゴールに向かいたいと思います。

明日は盛岡、岩手県庁を目指します。

*saki.I*

 

 

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4月11日(日)  ほっと一息リフレッシュ
10日の夕方、モンベル仙台青葉通り店に於いて「運動器」の説明を行う、竹中医師。
 
モンベル仙台青葉通り店は、庭園がある素敵なお店でした。
 
オーストラリア横断と日本縦断駅伝のお話しをする隊長の風間。

昨日は到着後、モンベル仙台青葉通り店店頭で第3弾のオーストラリア横断と今回の日本縦断第1ステージの報告会を行いました。

そして映像を見ながら走行中の様子や環境
オーストラリアで訪問した医療機関と日本の医療の違いと現状
日本縦断の参加者の様々な障害のことを話しをしました。

そして聴講頂いた方々にはカロリーメイトソイジョイポカリスエット桐灰のカイロローソンのロゴ入りタオルそしてBJDのピンバッチをお持ち帰り〜。

 

最初で最後の休息日であった今日はまず午前中に自転車の整備と装備の確認、今後の準備を万端整えました。

その後は初の観光。
私は昨日のイベントに駆け付けてくれた両親と秘湯峩々温泉&遠刈田温泉、そして春の味覚のふきのとうを摘みに。
他のメンバーは日本三景の松島と仙台名物の笹かまを堪能してきました。

 

明日は仙台の三菱中央青葉店を7時半に出発し、岩手の平泉駅までほぼ4号線を利用して走行します。

天気予報では寒くなりそうな気配。
防寒対策をしっかりして備えましょう。

*saki.I*

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4月10日(土) 宮城の桜の蕾は膨らみつつあり
中継ポイント手前の登り坂、58歳の松浦辰雄さん(92走者)は見事にクリア!
 
公立藤田総合病院では、院長と看護師長さんが
お出迎えしてくれました。ありがとうございます!
 
ロードレーサーを駆る橋本健児さん(93走者)は、
仙台のゴール地までタスキを運んでくれました。

福島代表
92番目の走者:松浦さん(脊髄損傷・レース用車椅子)

宮城代表
93番目の走者:橋本さん(右半身麻痺・ロードレーサー)

今日はこの辺りの今年最高気温、21℃。

昨日との寒暖の差が激しく暑くてたまらない。

今日は福島赤十字病院から宮城のモンベル仙台青葉通り店までの走行。

障害者になってからの方が健康的な生活をしている
と今日の参加者は口にした。
そして『スポーツをすると気持ちがいい。
スポーツをしていると体の調子がいい』と言う。

障害者になってから健康に気づく人が多い。
健康なうちに健康であることを意識して『運動器』を駆使して生活できていることを大切にしてもらいたいと思う。

 

明日は今回のキャンペーンで唯一の休息日。
さて、片付けをして残り少ない日程の準備をしましょう。

*saki.I*

 

 

 

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4月9日(金) 雪渓の山々を眺めながら
白河総合運動公園から須賀川総合福祉センターまで、約30Kmを走り抜いた増子重紀さん(89走者)の力走。
 
「気持ちよかったぁ!」と、安斎 透さん(90走者)も
約30Kmを走破。外人サポートは、チェリー。
 
「風が新鮮でした!」と話してくれた管野公治さん(91走者)は
約23Kmを走って下さった(福島医大附属病院にて)。

福島代表
89番目の走者:増子さん(脊髄損傷・ハンドサイクル)
90番目の走者:安斎さん(脊髄損傷・ハンドサイクル)
91番目の走者:菅野さん(左手全指欠損・アシスト)

白河総合運動公園から福島医大病院までの走行。

今日は風が冷たくて気温以上に体感温度が下がる。

ハンドサイクルでゆっくり福島の山々を見ながら走行できるかなー?と思いきや速い速い。

全く景色を見る余裕などなかった。

話を聞けば散歩などで毎日毎日ハンドサイクルに乗っているとのこと。

 

昨日多くのメディアが報道してくれたおかげで、今日は中継ポイントなど色んな所で質問攻めにあったり、応援の声をいただいた。

普段見かけないアイテムや、障害者が力いっぱい走っている姿をみて1人でも多くの人が『運動器の大切さ』について感じてほしいと思う。

明日は仙台。
18時からモンベル仙台青葉通り店でイベントを行います。

沖縄から走ってきた、生の声を聞きに是非来て下さいっ。

*saki.I*

 

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4月8日(木) 春爛漫
快晴のサイクリング日和、二階堂敬さん(85走者)と野村 潤さん(86走者)は、昨日に引き続き走ってくれた。
 
快走してくれた川合 龍さん(87走者)、福島県にて。
 
「この自転車が欲しいなぁ」と、橘内照雄さん(88走者)。

栃木代表
86番目の走者:野村さん(両下肢機能障害・アシスト)
85番目の走者:二階堂さん(大腿切断・アシスト)
87番目の走者:川合さん(脊髄損傷・レース用車椅子)

福島代表
88番目の走者:橘内さん(右腕切断後接合・アシスト)

居眠りをしてしまいそうなくらいポカポカ陽気で、風も気持ちよく最高の自転車日和。

自転車の走者もレース用車椅子の走者もスイスイ進みどこの中継ポイントも予定していた時間よりも早くに着いてしまったほど。

国道4号線も他から合流し交通量が増え北へ向かう1道に。その為トラックも台数が増えてきた。

こんな日はサングラスが眩しい光から、そして小石や排気ガスから眼を守ってくれる大切なアイテムとなる。

午後4時、白河運動公園について今日は終了。

*saki.I*

 

 

 

 

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4月7日(水) 第2ステージ開始
後半がスタート、78走者は松下佳成さん(78走者)日本橋にて。
 
高桑早生さん(81走者)、谷島美代子さん(82走者)、
坂内智也さん(83走者)たちと仲間達(埼玉〜茨城)。
 
会話が弾む、島田一彦さん(84走者)と隊長の風間。栃木県にて。

4月7日桜前線とともに北上を開始。
多くの関係者に見送られ東京国際フォーラムを9時に出発しました。

東京代表
78番目の走者:松下さん(粉砕骨折からの復帰・アシスト)

埼玉代表
79番目の走者:小山さん(脊髄損傷・レーサー)
80番目の走者:千代田さん(脊髄損傷・車椅子)
81番目の走者:高桑さん(下腿切断・アシスト)

茨城代表
82番目の走者:谷島さん(脊髄損傷・車椅子)
83番目の走者:坂内さん(四肢麻痺・車椅子)
84番目の走者:島田さん(脊髄損傷・車椅子)

栃木代表
85番目の走者:二階堂さん(大腿切断・アシスト)
86番目の走者:野村さん(両下肢機能障害・アシスト)

埼玉と茨城県境付近では桜の名所を横目に走行。

晴れていると今回通過したルートは大渋滞とのこと。
雨の中の走行は大変だけれども、ラッキーかも!雨の桜もいいもんだ。
といい聞かせる。

栃木入り気温もぐんぐんさがり、雨足も強くなるばかり。
体力は奪われる。患足は痛さを通りすぎて感覚が麻痺する。

3週間ぶりの自転車は厳しかった。

 

20時、チサンホテル宇都宮に無事到着。

*saki.I*

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4月6日(火) 明日第2ステージ開始

準備が心配なところもありますが、泣いても笑っても明日は来ます!!
 
スタートは第1ステージでゴールした東京国際フォーラム!の東側、線路沿いに朝9時です。
 
そこから4号線をズイーっと北上し、宇都宮に向かいます。
 
天候は晴れる模様。
 
明日は3週間ぶりの自転車です。
都内は交通量も多いので緊張感をもって事故ないように走行しましょう。
 
*saki.I*

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3月31日(水) 第二ステージに向けて大忙し

第一ステージでお世話になったソラーレ ホテルズ アンド リゾーツ株式会社様
(写真はチサンリゾート那覇)
 
 
くったくたになった我らの体を休めるお部屋を提供していただいてます。
 
ふかふかの(しかも大きい)ベットに横たわると一瞬で眠ってしまい、
夜中に起きて慌てて今日のまとめと翌日の準備を行う毎日。
 
後半の第二ステージではほどんどの宿泊をお世話いただいています。
 
全国にホテルがあるのでスタンプラリーができそうです。
 
*saki.I*

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3月19日(金) 第一ステージハイライト その壱
旅のパートナー「ヤマハ製電動自転車 PAS Brace-L(パス ブレイス エル)」のメンテナンスが深夜まで及ぶ 。
暗闇でチカラを発揮するのはヤマハ製の発電機。
 
AEDを配備したサポートカー。サポートドクターと共に
万全の体制で「障害者100人による日本縦断駅伝」に挑む。
 
海上移動としばしの休息でお世話になった
関西汽船のフェリー「はやとも2」

東京国際フォーラムにゴールしてから、早1週間。
第二ステージに向けてサポート隊は今日もあくせく必死に準備を進めています。
 
今日は第一ステージのハイライト(協賛社様編)を一部お届け。
 
 
我々サポートカーにはAEDを配備。初期の対応が大切ですもの。
サポート隊はちゃんと講習を受けました。
もしもの事態には迅速に救急車を呼び、その間はとっても頼りにしているサポートドクターにお願いします。
もちろん出動要請のないように安全には細心の注意をはらっての走行です。
 
 
夜遅くまで整備、お疲れ様です。
外部に電源がないところではヤマハさんの発電機を使用してライトオン。
これで翌日もばっちりです。
 
 
福岡小倉から愛媛松山までかなりお世話になった関西汽船さん。
ゆっくり休めました。ちょっと船酔いが気になりますがたまには船旅もいいものです。
 
 
東京から沖縄への三菱アイミーブ、ハイエースの運搬はトランスポートジャパンさんにお願いしました。
この『運動器の10年』に賛同してくださり無償で運搬を引き受けていただきました。
本当に助かりました。
 
 
たくさんの御厚意に感謝しております。
 
*saki.I*

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3月12日(金) たくさんの方に見守られ
都内丸の内、国際フォーラムにて第1ステージ(前半)のゴールイベントが行われた。
 
東京三田のヤマハ発動機販売の熱烈なエールを浴びて,
ゴールまであと一歩。
 
沖縄からタスキは、20日目に
土門伸行さん(77走者め/右から2人目)により、東京都入り。
 
ゴールには、宇崎竜童さんが駆けつけてくれた。

絶好のサイクル日和。
とうとう第一ステージの最終日を向かえた。

朝TVで取り上げてもらったおかげでスタート地点のみなとみらいスポーツパークには応援にかけつけてくれた方が。
一般の方に興味を持ってもらうことは大切ですね。

3月12日神奈川/東京代表
77人目の走者:土門さん(右膝人工関節・アシスト)

神奈川の東芝科学館を中継地点に使用させて頂き、多摩川大橋を通過するとそこはもう東京。

ヤマハ東京支部、三菱自動車本社前ではかつてないたくさんの声援を受ながらの走行。

そしてゴール地点の東京国際フォーラムでもたくさんの方が出迎えてくれた。

 

今回この『運動器の10年』を初めて知ったという参加者がこの様なイベントがあればまた参加したい!と言う声を多く耳にした。

けれど、次回は今回の参加者1人1人が他者に対してのきっかけをつくって欲しい。
そしてスポーツの素晴らしさやリハビリテーションの大切さを自らの体験を交えて伝えてもらいたいと思う。

何はともあれたくさんの方の協力で第一ステージを無事終了することができた。
第二ステージは4月7日東京駅前をスタートし16日に札幌に着く予定。

たくさんの方に運動器を知ってもらいましょう。

*saki.I*

 

 

 

 

 

 

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3月11日(木) 東京まであと1歩
いつも素敵な出会いが待ってる日本縦断(湘南サイクルロードにて)。
 
小田原から出走した倉沢勇輝さん(75走め)。
 
4年ぶりに自転車に乗った山内正宗さん(76走め)。

ようやく見えた太陽。
湘南から白い帽子の富士山も拝めた。

3月11日の神奈川代表
75人目の走者:倉沢さん(開放骨折・アシスト)
76人目の走者:山内さん(両下肢麻痺・アシスト)

背骨に沿ってファスナーのような手術跡を見せてくれた山内さんは発病以来初となる4年ぶりの自転車での走行とのこと。
スタート前は杖をついていたが、自転車に乗っている時は障害のかけらもなく自由だった。

茅ヶ崎から海沿いのサイクリングロードを潮風を受けながらひた走る。
背後には富士、前には烏帽子岩。
自転車を漕ぐと程よく汗ばむくらいの陽気が心地よく浜辺で昼寝がしたくなってしまったが、ここは先を急ぐ。

海を眺めながらの区間もあっと言う間に過ぎて、トラックが多く行きかう都心へ向かう道に突入。

車は渋滞にはまり自転車と無線が届かなくなるくらいに距離が離れてしまった。

横浜市内中心部に近づくにつれ一方通行や侵入禁止路路が多くなり、自転車はどんどん進む。
車に乗っていると非常にもどかしく悔しい。

明日はとうとう(ようやく?)第一ステージのゴールを迎える。

正午より東京国際フォーラムでイベントがある。

是非お越しを。

*saki.I*

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3月10日(水) 山あり谷あり峠道
左からテツ、サキ、隊長の風間(チームオーストラリア)。山中湖にて。
 
コンビニで、突然の差し入れを受け取る
トータルサポータのコウちゃん。
 
テッちゃん、究極の下りセクション。
 

春の大雪の翌日。昨日との寒暖の差があるので少し暖かく感じる。
ドサッドサッと雪が屋根から落ちる大きな音で目が覚めた。

3月10日の走者
山梨代表:風間深志さん(左下肢機能障害・アシスト)
札幌代表:田中哲也さん(右大腿切断・アシスト)
横浜代表:今利紗紀さん(左膝人工関節・アシスト)
昨日のうちに天候不順で中止が決まっていたのでオーストラリア横断チームで代走。

雪が溶けるまで河口湖畔の富士レイクホテルでラジオとテレビの取材を受けながら待機。
なかなか溶けず時間があったのでテツとサキは雪の中を自転車で走行してどれだけ走れるか試してみた。

サキは2メートルでストップ。
そんな中、片足のテツは20メートルも進む。
一同仰天。

午前11時過ぎ路面に注意しながらようやくスタート。
途中偶然止まったコンビニで、今朝の生ラジオを聞いていた店長さんが我々に気がついて缶コーヒーの差し入れをしてくれた。

冷えきった身体に温かい缶コーヒーが染み入った。

 

富士五湖と富士山の美しいコラボレーションを期待していたが、終日富士山は雲に隠れたまま出てはきてくれなかった。

明日は湘南から都心に向かう。
明日こそは晴れますように。

*saki.I*

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3月10日(水) 「障害者駅伝」がテレビ放映されます!

現在地静岡の「障害者100人による日本縦断駅伝」ですが、2010年3月12日
(金)7:40頃〜「ズームイン!!SUPER」(日本テレビ系列)で生中継が予定さ
れていますので、皆さん是非チェックしてくださいませ!
(*予定変更の場合もあります。)

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3月9日(火) 雪景色の静岡
(株)ヤマハ発動機の表敬訪問にて。
 
スリランカ出身、坂本サジットさん(71走者め)。
 
雪のため走りを断念。左から本田勝也さん(74走者)、隊長・風間、サポートドクターの渡邉義孝さん、竹内慎太郎さん(73走者)

雨が降ったり止んだりの不安定な空模様。
気温は今回最低の4度。
午後からは雪の予報も。
行く先の空を見ながらひたすらペダルを漕ぎ続ける。

3月9日の静岡/山梨代表
71人目の走者:坂本サジットさん(右下腿切断・アシスト)
72人目の走者:小泉さん(肩鎖関節脱臼・ロード)
73人目の走者:竹内さん(左膝半月板断裂・アシスト)
74人目の走者:本田さん(内側側副靭帯再建・アシスト)

 

静岡の坂本さんは今回唯一のスリランカ出身。
『こんにちはー』と言って膝下の義足カバーについている扉から名刺が出てきてビックリ。

静岡も山梨に向かって走って行くとさすが富士の麓。
横目に清流を見ながら、アシストの有り難さを心から感じる峠道を登ったり下ったり。

『運動器』だけでなく『呼吸器』も鍛えられた。

そして静岡/山梨の県境を目指していると空から白いものが。
とうとう雪がチラつき始めた。

直後、隊を離れて500メートルほど先に行ったクルーから無線が入り、すぐ上は路面がシャーベット状だと連絡が入る。

ギリギリ上がれる所まで上がったが、白糸の滝2キロ手前で本日は終了。

 

撤退し、時間が経つにつれ雪はますます激しくなり・・・。
まるでスキー場に向かうような景色と化した。
気温はマイナス3度。納得の景色だ。

山梨、神奈川の参加者さんに会えず残念だが、積雪の為、10日の走行は中止。
予想もしない自体に、急遽クルーは久しぶりの休息の1日を河口湖にて迎える。

*saki.I*

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3月8日(月) 愛知→静岡に突入
静岡県の浜名湖を走る、望月久美さん(68走め)。
 
ひとりで50kを走破した、藤井敦司さん(67走め)。
 
ヤマハモーターパワープロダクト社前の大歓迎。

今日は曇りのち小雨。
浜名湖も霞んで景色を堪能する事はできず、寒くて桐灰のカイロは手放せない。

3月8日の愛知代表
67人目の走者:藤井さん(大腿切断・アシスト)

静岡/山梨代表
68人目の走者:望月さん(前十字靭帯損傷・アシスト)
69人目の走者:武川さん(前十字靭帯損傷・アシスト)
70人目の走者:岩坂さん(後縦字靭帯損傷・アシスト)

愛知の藤井さんが走行中に立ち漕ぎをしてるので、アシストの電源を入れ忘れた?と思い慌てて駆け寄ると
意図的に電源を入れていないとのこと。

その電源が入っていない状態で結局45キロを走破してしまった。

 

今日のトータル走行距離は約130キロ。
ほとんど交代する事のない隊長及びオーストラリア横断チームは距離以上に気温の低さで思っている以上に体力が奪われる。
そんな時は簡単に摂取できるカロリーメイトやソイジョイを一口かじってまた走りだす。
コンビニも自動販売機もないオーストラリアではどれだけ助けられただろう。

おいしい非常食に感謝しながら明日は富士山の麓まで走行する。

*saki.I*

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3月7日(日) 声援を力に変えて
岐阜県では多くの人たちが、安田治幸さん(63走め)の応援に駆けつけた。
 
最年長76歳の田中昌子さん(61走め)、完走!
 
小学6年生の山本博之くん(65走め)も、2.5kmを完走!

今日も雨。
しかも昨日よりも寒いっ。
早く春の陽気にならないかなー。

3月7日の滋賀代表
60人目の走者:西堀さん(骨盤骨折・ロード)
61人目の走者:田中浩次さん(左下腿切断・アシスト)
62人目の走者:田中昌子さん(後縦靭帯骨化症・ロード)

岐阜代表
63人目の走者:安田さん(右上下肢障害・ロード)

愛知代表
64人目の走者:大橋さん(右下腿切断・アシスト)
65人目の走者:山本くん(骨形成不全症・車椅子)
66人目の走者:香川さん(左大腿切断・アシスト)

63番目の安田さんが走行した岐阜の大垣付近ではびっくりするくらい沿道に人がいて『運動器の10年』の小旗を振ってくれた。

野球部の男の子たちは横を一緒に走りまくり、女の子たちは熱い声援を送る。

 

62番目の走者、田中さんは最年長。
65番目の走者、山本くんは最年少。

山本くんは小学6年生。
お友達と担任の先生も応援に駆け付けた。
白川公園の噴水から中京会館の噴水まで走行。
ゴール地点を通り過ぎても走る走る。
みんなで追いかけなんとか戻るもまた走る。
元気いっぱいの男の子だった。

明日はとうとう静岡県。

磐田まで国道1号で走行。

さて、ステージゴールの気配もしてきました。明日はどんな人に会えるでしょうか。

*saki.I*

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3月6日(土) 雨降りの古都をひた走り
雨降りの中、中継ポイントに到着の寺田雅美さん(57走者め)。
 
京都の街を走る大野 拓さん(54走者め)。
 
こぶしを挙げて、ゴールに入る西山克哉さん(59走者め)。

今日も雨に降られたー。
早くピカピカに晴れないかなー。

3月6日の京都代表
54人目の走者:大野さん(脊髄損傷・車椅子)
55人目の走者:小島さん(人工関節・アシスト)

滋賀代表
56人目の走者:山田さん(頚椎捻挫・ロード)
57人目の走者:寺田さん(リウマチ・アシスト)
58人目の走者:安田さん(両足関節随意運動困難・アシスト)
59人目の走者:西山さん(下肢麻痺・ロード)

今日は道が渋滞で車は進まず自転車にどんどん離される。

自転車はやっぱりいいっ。

今回はヤマハのブレイスと言うアシスト自転車。
アシスト自転車は漕ぎ始めが特徴的。
グイーッとアシストが効きビックリする。

障害者にとっては障害をカバーするものとして、
そして50代くらいのちょっと運動から遠ざかっているおじさんにとってはスポーツの導入として最適。

淡路島の警察の方も乗って楽しんでました。
営業マンではありませんが、生涯スポーツに是非いかがですか?

 

明日は愛知県の知立まで約100キロを走行する。

見かけたら応援してくださいね。

*saki.I*

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3月5日(金) 日本もヒトも折り返し
大阪市西区のモンベル本社前では、大勢の人たちが応援をしてくれた。
 
ついに、50人目の走者となった田下倫明さんの走り。
 
アンカーは53人目の走者、野村徹朗さんは
「超、気持ちいい!」を連発。

今日は曇り空。
最近ちゃんと太陽見てないなー。
太陽さん出てこーい。

3月5日の兵庫代表
50人目の走者:田下さん(下肢切断・ロード)

大阪代表
51人目の走者:今井さん(左麻痺・アシスト)
52人目の走者:吉田さん(脊髄損傷・ハンドサイクル)
53人目の走者:野村さん(脊髄損傷・アシスト)

今日は京都まで来ました。
が、京都の走者がいなかったので急遽大阪代表の野村さんに京都のワコール本社まで走ってもらいました。

『ヤホー』などと叫びつつ電動アシスト自転車を楽しみながらゆっくり走行。

そして今日、とうとう走者が50人を越えました。

距離も1000キロを越えて折り返し地点を過ぎました。

明日も安全走行で頑張ります。

*saki.I*

 

 

 

 

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3月4日(木) 新たな障害者スポーツとの出会い


48,49番目の走者は、ハンドサイクルの川口 慶さんと、
三輪自転車の仲元ゆかりさん。おまわりさん、ありがとう!


ゴール後の記念写真。皆の笑顔が素敵です!
 

仲元ゆかりさんと、隊長の風間深志。

天候は薄曇りで残念ながらのポチポチ雨模様。

そんな中でも参加者の2人は走れる喜びに元気いっぱいの様子。

3月4日の兵庫代表の走者。
48人目の走者:川口さん(頚椎損傷・ハンドサイクル)
49人目の走者:仲元さん(脳性麻痺・3輪自転車)
の2人。

8キロの区間ながら今回初めてパトカーの後方支援を受けながらの走行。

走り易かったのは言うまでもない。

ゴール後、兵庫県リハビリテーションセンターを訪問。

国内有数の広さ、そして設備を誇り、傷ついた人々のケアをする。
受傷後や手術後はどれだけ早く、そして実のあるリハビリを受けられるか、更にその後のケアを受けられるかで今後の生活が変化する。

ここには大きな体育館もあり、あらゆる障害者スポーツに対応したラインが引かれている。
一般では馴染みのないスポーツもある。

今回兵庫代表で参加された方々は日々この体育館とジムでトレーニングを積んでいるという。

この体育館では毎週のように試合が行われている。
障害者でまだ熱くなれるスポーツとの出会いがない人、スポーツ観戦が好きな方は是非障害者スポーツも一度観戦してみてほしい。

新たな世界が開かれる第一歩になるかも。

*saki.I*

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3月3日(水) 阿波の神の通り道


51km区間を走ってくれた45.46.47走者の吉野さん、村田さん、川田さん。


伴走をしてくれたサポート看護師のお二人。
 

43.44走者と仲間たち(大塚製薬にて)

天候は晴れだけど強風で寒い。

漁が始まったばかりのいかなごのくぎ煮の香りがすきっ腹を襲う。

今日は阿波の神が通った徳島から淡路島までを走破。
明石海峡大橋を渡ればその先は神戸だ。

3月3日の徳島代表の走者。
43人目の走者:佐條さん(右股関節機能全廃・アシスト)
44人目の走者:阿部さん(右上肢機能全廃・アシスト)

兵庫代表の走者。
45人目の走者:吉野さん(両下肢機能全廃・レーサー)
46人目の走者:村田さん(下肢麻痺・レーサー)
47人目の走者:川田さん(両下肢麻痺・レーサー)

昨日、オーストラリアを横断した仲間である片足のテツが合流。

テツは片足ながら札幌でスキーのインストラクターをしている。

今回の日本縦断は平日のみの参加だが、やはりテツのパワーはすごい。

夕食時ふと聞こえてしまったのだが、テツは健常者を煽るのが好きだそうだ。

 

明日の夜は神戸市医師会館でシンポジウムをやります。

お時間あれば是非お越し下さい。

*saki.I*

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3月2日(火) 再び四国へ
香川県、キャンペーン参加の自慢の足並み。
 
38人目の齋藤千草さんは、1kmの徒歩による参加。
 
アンカーを務めた42人目は、徳島県の佐條秀明さん。

天候は晴れときどき曇り空。

今日のルートは岡山県倉敷から香川県、徳島県鳴門と走行。

一昨日松山に着いたというのに、しまなみ海道を使って本州入り、今日は瀬戸大橋を利用して再度四国入りした。

 

3月2日の岡山代表の走者。
33人目の走者:能島さん(脊髄損傷・レーサー)

香川代表の走者
34人目の走者:高木さん(大腿切断・アシスト)
35人目の走者:黒石さん(大腿切断・アシスト)
36人目の走者:河西さん(大腿切断・アシスト)
37人目の走者:溝渕さん(大腿切断・アシスト)
38人目の走者:齊藤さん(大腿切断・徒歩)
39人目の走者:棚橋さん(大腿切断・アシスト)
40人目の走者:小國さん(大腿切断・アシスト)
41人目の走者:大西さん(大腿切断・アシスト)

徳島代表の走者
42人目の走者:佐條さん(右足欠損・アシスト)

香川の方々は全員が大腿切断者。
この香川県チーム、義足側のビンディングとしてお手製のマジックテープ装置をペダルに装着。

これで自転車のペダルを踏み外すことはない。そして装着が簡単な点が魅力的だ。

 

スポーツに取り組む障害者たちは皆生き生きとしていてゴールした瞬間明るい表情を見せる。

ちょっとした工夫で障害者が簡単にスポーツに取り組める環境を整えられる。

障害者スポーツとは何か。

少し考えさせられた。

*saki.I*

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3月1日(月) 冷たい雨の広島→岡山


31走者め、笑顔の安井正文さん。


雨の中、力走してくれた
29走者めの赤木哲也さん。
 

32走者め、アンカーを努めて頂いた
松永さん(倉敷駅前にて)。

天候はしっかり雨雨雨。

せっかく景色がいい四国から本州に渡る数々の橋だったのに霞んでいた。

3月1日の広島代表の走者。
27番目の走者:吉浦さん(脊髄損傷・レーサー)
28番目の走者:長谷川さん(下肢切断・ロード)
29番目の走者:赤木さん(脊髄損傷・レーサー)
30番目の走者:前長さん(脊髄損傷・レーサー)
31番目の走者:安井さん(左大腿切断・ロード)

岡山代表の走者
32番目の走者:松永さん(両下肢機能全敗・レーサー)

今日はほんとに冷たい雨が降っていた。
気温は10度だったが、濡れていたから体感温度はもっともっと低かっただろう。

だけど選手は元気いっぱい。
途中雨が強くなって走行を中止にしようか考えたが、選手の走りたいと言う気持ちに押され決行。

毎回思うのだが車椅子マラソンの選手はつくづく速い。
渋滞回避の為に道路脇に寄って待っていると、あっという間に選手とサポートカーの距離は開いていく。
街中の渋滞があれば追いつくことは完全に不可能だ。

因みに本日の最終走者を務めてくれた松永さんは車椅子マラソンの全日本選手だそうだ。

今回は倉敷の駅前から美観地区の間をゆっくり歩くペースで進んでもらったが、今度は是非走る姿を見てみたいものだ。

*saki.I*

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2月28日(日) 講演会のお知らせ!
 

現在元気に走行中の「障害者100人による日本縦断駅伝」ですが、3月3日〜5日に兵庫県を通過します。それに合わせて3月4日19時から神戸市医師会館に於いて講演会を行います。また、中間ゴールである東京でも3月12日12時からち東京国際フォーラムDブロック地上広場にて運動器の重要性をテーマにした「障害者100人による日本縦断駅伝」「運動器の10年日本委員会の取り組み」の市民フォーラムを開催します。

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2月28日(日) 四国編スタート


25人目の走者、山岡章男さん(しまなみ海道にて)。


23人目の大原 卓さんから、
日本縦断タスキを引き継ぐ安井幸重さん。
 

愛媛県(多々羅しまなみ公園)ゴールには、
大勢の応援が駆けつけた。

天候は晴天。

早朝に松山観光港にタスキが四国に上陸した。

チリでの地震の影響で津波警報が出ているが、瀬戸内の海は何事もなかったかのように穏やかだ。

2月28日の愛媛代表の走者は以下の通り。
22番目の走者:真鍋さん(下腿切断・アシスト)
23番目の走者:大原さん(右前腕切断・アシスト)
24番目の走者:安井さん(脊髄胸椎損傷・ハンドサイクル)
25番目の走者:山岡さん(脊髄損傷・ハンドサイクル)
26番目の走者:池田さん(脊髄損傷・ハンドサイクル。)

今日は今回初お目見えのハンドサイクルが登場。

ハンドサイクルはまるでスポーツカーの様に車高が低く、自転車のペダルにあたる部分が胸部の前にある。
ギアも付いていて自転車と遜色なく速い。

 

まだ少し冷たい潮風が吹く迫力満点な景色のしまなみ海道を走り愛媛と広島の県境まできた。

明日は倉敷まで走る。

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2月27日(土) 九州ラストラン


20走目は紫垣裕憲さん(左)。


18/19人目はW/Cの土井勇樹さん(左)と
永芳昌亮さん(右)。
 

九州ラストランは、20人目の
秋山祐治さん(中央)。

天候は曇り空。
ちょっと体感温度が低めで桐灰カイロの温もりがホッとする。
あったかいって幸せだー。

2月27日の福岡代表の走者は以下の通り。
18番目の走者:土井さん(脊髄損傷・車椅子)
19番目の走者:永芳さん(脊髄損傷・車椅子)
20番目の走者:紫垣さん(両下肢切断・ロード)
21番目の走者:秋山さん(先天性内反足・アシスト)

中継地点の九州大学から小倉への間、道を間違え?約20キロも遠回りをしてしまった。

結果小倉港に着いたのは薄暗い18時をゆうに越えていた。
おまけに今にも雨が降り出しそうな空模様。
しかもサポートカーともはぐれ、ヒヤヒヤしながらの走行だった。

あー今日ほど疲れた日はなかったな。

今晩はフェリー泊。

明日の朝には松山へタスキが渡る。

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2月26日(金) 雨の中の力走 in 福岡


今日のアンカーを務めてくれた、17人目の走者、藤井里奈枝さん。


雨の中、走ってくださった、
16人目の走者、狩野草原さん。
 

スタート後に雨。ガソリンSTで合羽を着る、
運営委員長の松下 隆教授。

天候はしっとりの雨。
あいにくの雨だが、土砂降りにならなくて済んだ。

運動器の10年を応援している久光製薬の鳥栖工場からスタート。
サロンパスの香りがすごくて全身の疲労が取れそうな気分になった。

2月26日の佐賀→福岡の走者は以下の通り。
15番目の走者:上杉さん(靭帯断裂・アシスト)
16番目の走者:狩野さん(左大腿切断・ロード)
17番目の走者:藤井さん(脊髄損傷・車椅子)

ゴール手前、最後の角を曲がると遠くに人だかりが。

近づいていくとそこはゴールの第一三共。

三菱アイミーブが先導する道路を車椅子で走ってきた藤井さんがゴールをきった。

たくさんの人を笑顔にする藤井さんのキラキラな笑顔が眩かった。

雨模様の1日だったが彼女は太陽だった。

*saki.I*

 

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2月25日(木) 熊本→福岡→佐賀へ


第一走者、矢野賞太さん


第2中継地点となった久留米大学にて
 

佐賀県大牟田市にて

天候は曇天。

今にも雨が降りそうな重ーい雲。
だけどなかなか降られない。
ラッキーな晴男ばかり。

 

2月25日の走者
第1走:熊本代表の矢野さん(右大腿切断・アシスト)
第2走:福岡代表の狩野さん(左大腿切断・ロード)
第3走:佐賀代表の松尾さん(右膝人工関節・アシスト)

今日は一気に3県にまたいで走行。

熊本市内の朝のラッシュから始まりずーっと
交通量の多い道を走る。

しかし歩道は狭く路側さえも狭い。

そんな道は健康体の人でも大変だとは思うが、障害を持つ者は個々の身体の状態に合わせてペダルや自転車のフレームに義足を固定している。
その為、ちょっとした段差やバランスを要す所は転倒等大怪我につながりかねない。

細心の注意を払っての走行。

車椅子の人でも行動しやすいくらいに
歩道がもっと広ければいいのに、、、そんな事を考えながら
明日はまた交通量の多い国道3号線を使って福岡駅までひたすら走る。

*saki.I*

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2月24日(水) 鹿児島→熊本へ
いよいよ、熊本県へ突入。
 
本日の走者、藤原 勇さん。八代付近にて。
 
梅が満開の南九州。

天候は晴れ。

気温は今年1番暖かい23度(むしろ自転車だと暑い!)

暑さのためクルーはぐったり疲れ気味の様子。

2月24日の走者
第1走:藤原さん(両下肢切断・ロードバイク)
ただ1人。

藤原さんは55歳。
疲れた様子も見せず、なんと1人で約90キロを走破。

水俣から熊本市内へ向かう3号線はうねうねした山道があったが淡々と上り続ける。

今日に向けて何度も試走したそうだ。

山道、田園、人家が増えてきて少しずつ景色が移り変わり街中に突入。
90キロも走ると同じ熊本県でも様子は様変わりだ。

明日は熊本市内から大牟田市、久留米市と福岡県を通り、佐賀県は鳥栖市まで走行する予定だ。

明日、天気予報では春一番が吹く可能性があるとのこと。

梅の花が咲く熊本市内だが散ってしまうかも。

*saki.I*

 

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2月23日(火) 本州編スタート


3走目、堂園 靖さんの走り


鹿児島新港にて、報道インタビュー。
 

23日のゴール。出水総合医療センターにて。

天候は晴れ。

鹿児島新港に沖縄からのタスキを握りしめ降り立った私たち。

降りるとそこには今日の参加者や伴走ドクターなどの関係者。
そしてなんとテレビ4局、ラジオ1局、新聞記者という大所帯がお出迎え。

選手や風間隊長への取材の嵐で出発時間が遅れてしまうという、嬉しいハプニングも。

出発後即報道されたおかげで、走っていると一般の方々から『朝テレビで見たよ!頑張ってー!』などずいぶん声をかけて頂いた。

選手たちの背中を押すその言葉は一般の方々にとっても、選手にとっても考えるきっかけや、今後の糧となるだろう。
サポートしている私たちにとってもすごく嬉しく、今回この日本キャンペーンができてよかったと心から思った。

 

心地よい風が吹く。
国道3号線を熊本方面へ向かいひたすら走る。
道端には黄色い菜の花が風に揺れ、春の兆しを感じた。

鹿児島代表の走者は
第1走:四元さん(脳せいマヒ・車椅子)
第2走:宮内さん(先天性右下肢障害・アシスト自転車)
第3走:堂園さん(頭部外傷・車椅子)
第4走:三角さん(前腕切断・アシスト自転車)
第5走:坂本さん(高度挫滅創と下腿切断・アシスト自転車)

の5人。

3走の堂園さんは鹿児島県スポーツ大会で100走の大会記録保持者だそうで、9キロの道のりを1度も手を止める事なく走りきった。

九州男児は熱かった。

*saki.I*

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2月22日(月) フェリーで移動中

沖縄の思いがつまったタスをにぎりしめ、私たちクルーは沖縄本部港から鹿児島新港に向けてフェリーで移動中。

風間隊長は船酔いで寝込んでいます。

明日は鹿児島。
鹿児島新港では本州編のスタートイベントがあります。

お近くの方は是非きてくださいねっ。

 

今日はライダーがいないので、クルーを紹介。

隊長:風間深志(国際親善大使)
マネージャー:山崎昌範(オーストラリア横断メンバー)
カメラマン:佐藤敏光
メカニック:栗本芳和
ドライバー:風間晋之介
伴走スペシャリスト:田中哲也(オーストラリア横断メンバー)
チームのアイドル:今利紗紀(オーストラリア横断メンバー)

でお送りします。

*saki.I*

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2月21日(日) 元気にスタートしました。

昨日、一昨日の天気とはうって変わって見事な快晴。

エイサーの演舞に見送られ元気に守礼門前からスタートしました。

2月21日(日)沖縄代表の走者は以下の通り。

第1走・平安さん(右下腿切断)
第2走・城間さん(レーサーの車椅子)しかも中学生
第3走・再度走行の平安さん
第4走・茶園さん
第5走・新城さん(左大腿切断)

という異なる障害の4人。

 

まるで初夏のような陽気の中、自転車をこいでいると汗ばむ気温だけど障害者とはいえみんなスポーツマン。
伴走のドクターを引き離す勢いで走る走る。

関係者の方々や通りがかりの人からの声援を受け、沖縄の透き通るような青い海を真横にしながらも景色を見る余裕もなく隊列を組んで走り、午後4時無事に本部港へ到着しました。

*saki.I*

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2月20日(土) 準備も万端。沖縄のサキから生の声が届きました。

みなさん、こんばんはー。
レポーター兼走者を務めます、骨肉腫のサキこと今利紗紀です。

第3弾ではオーストラリア5000キロを走破しましたが、今回の第3.5弾では沖縄から札幌に向かって各都道府県の代表の障害者の方々とリレー形式で日本縦断をします。

さて、今日は明日のスタートに備え、自転車の整備や試走、物品の確認をし、琉球大学の普天間先生と打ち合わせを行いました。

明日は9時半よりイベントを行い10時に守礼門前を出発です。

このようなたくさんの方が参加するキャンペーンは初めてということもあり、バタバタバタと慌ただしい風間一行ですが、無事札幌まで完走できるように応援よろしくお願いします。

さて、明日からどんな障害者の方々との交流ができるでしょうか。楽しみです。

*saki.I*

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2月20日(土) 明日のスタートを目前に、詳細情報を公開。

「運動器の10年世界キャンペーン第3.5弾」として、いよいよ明日スタートする予定の

日本国内キャンペーン
「障害者100人による日本縦断駅伝」
〜つなぐ心・つなぐ力・つなぐ輪(和)〜

の通過予定ルートや予定スケジュールなど、詳細情報の掲載を開始しました。

今回のキャンペーンの目的である、運動器に障害を持つ人々が、日本列島を南から北へと皆で力を合わせ、タスキをつなぎ縦断していく「チャレンジ」の詳細をぜひごらんください。

皆様の街を走り抜けて行くチャレンジャーたちに、暖かい応援をよろしくおねがいします。

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2月20日(土) いよいよ明日沖縄県那覇市から「障害者100人による日本縦断駅伝」がスタート! 北海道札幌市を目指します。

WHO承認活動「運動器の10年」世界運動(2000〜2010)の締めくくりとして、日本国内において同キャンペーンのさらなる周知のため、世間一般からの注目を集めることを目的に障害者100人による日本縦断駅伝(全行程2300km)をおこないます。

沖縄県那覇市から北海道札幌市まで全行程はおよそ2300Km。運動器に障害を持つ100人のメンバーがたすきをつなげ、運動器の大切さを伝えます。

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