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>第3弾オーストラリア大陸
 障害者自転車横断5000Kmの
 詳細レポート
オーストラリア大陸 障害者自転車横断 詳細レポート ダイジェスト

10月19日(月)
おわりに 〜今回の旅で学んだことと感謝の気持ち〜

ほぼ2ヶ月ぶりの帰国。空港でみんなと別れた風間隊長は東京の自宅へ戻りました。狭くごちゃごちゃした都内の道路は、広大な大陸を走ってきた隊長から見れば自転車にとって不向きな・・・

10月16日(金) 
ついにシドニーに到着。感動のゴール

気温は4度。ゴールの朝は晴天ですがだいぶ冷え込みました。カトゥーンバの駅裏にある安宿を8時30分に出発。この日の走行予定距離は102km。標高1000mから一気に下るので、かなり・・・

10月15日(木) 
日光いろは坂のようなワインディング

ゴールまで197km。残り2日となったこの旅を思い、感傷に耽る風間隊長をサキがたしなめます。「気を抜くのはゴールしてからだよ!」我々は今回「運動器の10年」という世界キャン・・・

10月14日(水)
“戦没者の町”を後に

前日に見学した旧日本兵の捕虜収容所跡とそれにまつわる悲劇的な話(収容所から脱走した378人の日本兵と、その内231人が死亡したこと等)を思い出し、鎮魂の念を心に抱きながら・・・

10月13日(火) 
ふたつの記憶と日本人戦没者墓地

宿泊地のクータマンドラは人口4000人のごく一般的なオーストラリアの田舎町です。町の自慢は約70年前に活躍したドン・ブラッドマンというクリケット選手。驚異的な成績を・・・

10月12日(月) 
鉄(テツ)人もカゼには勝てません

朝から雨が降っています。テツが前日から調子を崩して回復していません。いつも誰より元気のいいテツですが、このときはクシャミと鼻水で冴えない顔つきです。大事をとってこの日・・・

10月11日(日) 
アウトドアで美味フランス料理

朝から雨が降り、珍しくテツが熱を出した。この日は軍の町(メインストリートに昔の戦車と戦闘機が展示してある)ウォガウォガで休暇。朝食前にチェリーがパンとバナナとチーズを・・・

10月10日(土) 
コンバインが生まれた町

この日は標高200〜300mの高原の道を130km進みます。空は素晴らしく晴れわたり、景色も緩やかなアップダウンを繰り返す牧歌的なもの。ただし交通量は以前とは比べものにならない・・・

10月9日(金) 
こんどはグレートな「山の道」

オーストラリアでどこにでもいる鳥といえば鳩に似た「ガラー」、白黒ツートンの「マグパイ」、そしてギャーギャーと鳴き声がケタマしい「コカツー」の3種類。山間部に入ってコカ・・・

10月8日(木) 
下りの“弾丸男”

朝、隣の部屋に泊まっていた地元の救急隊員が出かけようとしていたので、我々の「運動器の10年・世界キャンペーン」の話をしたら、非常に興味を持ってもらい会話が弾みました。彼ら・・・

10月7日(水) 
自然に接して生きるということ

メルボルンを出発しました。いよいよシドニーまで残り1000kmになりました。この日の空は南風が強く荒れ模様。伴走ドクターはこの企画のために日本で密かにトレーニングを積んで・・・

10月6日(火) 
すごい病院を見学しました

ここメルボルンでアデレードから1100kmを共に走ってくれた生越章先生が、東京からやってきた竹中信之先生(帝京大学付属病院・イリザロフ法専門医・48歳)にバトンタッチしま・・・

10月5日(月) 
複雑な気分とうれしい再会

朝9時にフェリーボートでフィリップ湾を渡るために早朝から乗り場へ向けて走ります。この日の目的地、メルボルンでは久しぶりに再会する松下教授、そして生越先生とバトンタッチ・・・

10月4日(日) 
メルボルンまで、あと少し

「自転車にとっては最高の気分ですね」この日と翌日が最後の走りとなる生越先生が言うように、晴れわたる空の下、気温も温かくさらに追い風という抜群のコンディション。右手に海・・・

10月3日(土) 
海沿いの町で休みとなれば

この日は休み。前日にハードな上り坂をクリアしてきたメンバーにとって、うれしいクールダウンです。中でも最年長の風間隊長は朝、ベッドから起き上がれないほどの全身筋肉痛・・・

10月2日(金) 
またしても上りばかり……

曇り空の下走ること1時間半。ポートキャンベルの急坂で、とうとうマサが自転車を降りて歩きました。パースからここまで3700km。その間、一度も降りることのなかった坂道で・・・

10月1日(木) 
10月だけど「春」

いよいよ10月に入りました。視界ではオーストラリアの明るい「春」の景色を感じながら、心では懐かしい日本の「秋」を思う複雑な感覚です。まずビクトリア州のメインルート「グ・・・

9月30日(水) 
青空の下、サキ完全復活

西オーストラリアからはじまった旅もこの日で35日目。ついに3番目の州、ビクトリアに入りました。1年で一番美しい「春」ということもあり、出会う風景がすべて素晴らしい。つい・・・

9月29日(火) 
タンポポ街道は森林の中

晴れ。空に浮かぶデッカイ飛行機雲に圧倒されつつペダルを蹴り続けます。狭い空の下に住む日本人にはあまりなじみの無い大きさでした。いつものようにチェリーが作る美味しい・・・

9月28日(月) 
サキ、もう1日静養指令

前日、吐き気に続いて頭痛に悩まされて戦列から離れたサキ。生越先生の診断は「インフルエンザの可能性も否定できないし、体質(肺の手術)にも注意が必要なので今日1日は休養・・・

9月27日(日) 
釣れないのはルアーのせいじゃなかった

朝、サキが不調を申告。ローテーションから外れて静養させます。この日の宿泊地は南に101km行ったところにある「ポリスマン・ポイント(オーストラリアの地名ネーミングは単純な・・・

9月26日(土) 
ヒョウまで降った誕生日

南オーストラリア、サウスウェールズ、そしてビクトリアという3つの州の境を流れる大河、マリー川にかかる「マリー・ブリッジ」を渡りました。この日はアデレードの街を離れた直後・・・

9月25日(金) 
正田先生のバトンタッチ

ここまで10日間一緒に走った正田先生が新潟からやってくる522生越章先生(新潟大学大学院・整形外科学分野・准教授・48歳)と交代します。仲良くなれたところでの交代はお互いに・・・

9月24日(木) 
近代的なアデレードの病院

街の中心にある「ロイヤル・アデレード・ホスピタル」を訪ねました。同病院の整形外科学・外傷医学のメリック・J・シェハード准教授と獣医学・医学の専門医であるニック・ファ・・・

9月23日(水) 
街は美しく、心も穏やか

日本を出発して1ヶ月、ようやく全行程の5分の3の地点となるアデレードに到着しました。人口100万を越える大都市、アデレードに近づくにつれて沿道にある畑の作物が麦から・・・

9月22日(火) 
沈んだ気持ちを救った「呪われた花」

朝、サポートカーと自転車組がはぐれてしまい30〜40分のタイムロス。アデレードに向かうのはみんな同じなので焦らず目的地へ進めばいいのですが、そのとき走っていたテツ、マサ・・・

9月21日(月) 
道のりも半分を越え

この日から南オーストラリア州の州都、アデレードまで南下します。上空には暗い雲が出て気圧は下がり気味。天気予報は雨だけでなく強風やヒョウの可能性もあるという最悪パターン・・・

9月20日(日) 
やはりスポーツマン

この日で5日目になる正田医師は「まともに自転車に乗るのはこれがはじめて」と言っていたわりには強く、みんなのペースに遅れていません。町のサッカーチームでプレイする現役選手・・・

9月19日(土) 
忘れた頃にやってくる

サキがちょっとした段差でよろけて左足を打ち、顔をしかめました。気丈な彼女がそんな表情を見せるのは珍しいことなので心配しましたが、大事には至らずひと安心です。それを見て・・・

9月18日(金) 
“世界の小麦”を作る麦畑

朝8時前に出発。この日も広々とした麦畑ばかりの景色が続きます。目的地への道はA-1(国道1号)を使った方が早く着きますが、田舎道のB-91を使ってコーウェルの海を目指しまし・・・

9月17日(木) 
荒野の次は、どこまで行っても麦畑

どんよりした曇り空だが西の方は明るい。午後には晴れるだろうと期待して全員で元気いっぱいの出発。以前の荒野とは一変してセデューナ以降の景色は麦畑一色となりました。通過・・・

9月16日(水) 
農家にとって雨は死活問題

朝、渡邉先生を空港まで送ります。この空港のターミナルビルが驚くほど小さい。敷地は成田空港ほどもあるのに、ビルは個人宅なみなのです。引き続きシドニーを目指す我々の・・・

9月14日(月) 
渡邉先生との別れ

パーティーの余韻を残した宿泊地を早朝に出発し、宿の7軒先から続く大草原をひたすら東に向けて走り出しました。75km進むと景色は荒野から一変。携帯電話も通じる“文化・・・

9月13日(日) 
パーティーに乱入!?

同じモーテルに宿泊していたニュージーランド人のデービッドさん(56歳)と次の町まで一緒に走ることになりました。走り出すとき、彼に我々の「ジェッタ」に乗ってもらうと・・・

9月12日(土) 
釣り好きの血が騒いで……

キャンプ地から南に20kmほど行ったところにある「Fowlers Bay」という海辺の町に出かけました。釣り竿を借りて投げ釣りかルアーでも、と思いましたが残念ながらレンタルは無い・・・

9月11日(金) 
こんなに近くでクジラが見れるとは

今日も暑くなるであろうことを予想してインナーを脱いで出発。午前10時で気温29度、午後には31度まで上がりました。薄着で正解です。途中でオーストラリア海岸公園のホエール・・・

9月10日(木) 
“生暖かい”北風に吹かれて

朝、強い北風の中を進む。右手は広大な原野で左手はどこまでも青い海。疲れたときは原野より海を見る。気分的なことですが、これって人間の起源と関係があるのかも。トップを走る・・・

9月9日(水) 
ジェッタもそろそろ増し締め

南に海を見渡す高台にあるキャンプ場「ユークラ」にて休養。新車でスタートした愛車「ジェッタ」も走行距離1600kmをこえたので、この機会に総点検です。疲れをとってリラックス・・・

9月8日(火) 
久しぶりの南極の風

晴れ。午前中は北からの向かい風を受けてキツい走り出し。間近に迫る山肌を見ながら2時間走ると地平線上に青い海が見えてきました。この海の名はグレート・オーストラリアン・バイト・・・

9月7日(月) 
生きている動物を見るなら夕方

エミューもカンガルーも出会うのは死体ばかり。そろそろ生きている動物が見たいメンバー一同。朝、旅人が連れている犬を見て「今日は会えるかも」と期待もふくらみます。この日は・・・

9月6日(日) 
違うタイプの自転車

ここ数日の滞在地は人口0〜8人という「村」というより「キャンプ」といった場所。ほとんどがガソリンスタンドとレストラン、モーテルがパッケージになった旅人のオアシスを1家族が・・・

9月5日(土) 
恵みの雨もすぐに大地が吸収

朝から強風が吹き土ぼこりが舞っています。本日は停滞日。やがて水たまりができるほど雨も降りだしました。カンガルーがその水たまりの水を飲みにきます。ここで生きるものにとって・・・

9月4日(金) 
どこまでもどこまでも

快晴。朝の気温4度、日中14度。「平原」という名前の印象からはかけはなれた上りばかりの道が続く。広々としたナラボー平原に入ってからというもの平坦な道や下り坂を走ることは・・・

9月3日(木) 
ナラボーの地はひたすら広く、そして寒く

南極からの風の影響を受けるナラボー平原に入ってからだいぶ気温が下がりました(朝の気温2度、日中のが11度)。このとき日本は夏の終わりですがオーストラリアは早春なのです・・・

9月2日(水) 
まだまだ5分の1未満

様々な自然に直面しつつ思いを巡らせ、ひたすら今日の目的地へ向けて進む一同。360度見渡すかぎりの原野「ナラボー平原」の一本道を突き進む。右足1本で自転車を漕ぐテツは・・・

9月1日(火) 
旅に慣れたと思ったらパンク

前夜に泊まった「Widgiemooltha」という町は70万分の1地図にも記載されている区間の距離表示の目安にもなっているところだが、実際の人口は3人で建物はたった1軒。この一家が・・・

8月31日(月) 
海まで下りばかり……ではない

これまで1週間を共にした松下教授が帰国。朝はカルグーリーの金の鉱山を見学してから出発しました。再びメンバー全員でシドニーを目指します。ペースは180km先のノーズマンへ・・・

8月30日(日) 
新メンバー到着待ち

日本から渡邉義孝(甲府国立病院医師・34歳)の合流を待つため本日は停滞。カルグーリーは古い金鉱の街。人口3万人の割に人影が少ない。街の作りそのものが広いせいかもしれません・・・

8月29日(土) 
南十字星の町のお祭り

出発の前に年に一度のサザンクロスの町のお祭りを見に行く一同。1台6000万円もする大型トラクターやオフロードバイク、牧場運営に必要な用品が展示されたり、羊の毛を刈る実演も・・・

8月28日(金) 
出会いは旅の楽しみ

このところ晴天続き。気温は朝が10度以下だが日中は15度前後にもなる。日本を発つときは真冬の重装備も覚悟してきたものの、どうやら必要なさそう。先発のテツとサキ、松下先生・・・

8月27日(木) 
颯爽と走りはじめたものの…

早朝、深い霧に覆われた人口700人の小さな町、ケラバーリン。総勢10名が行動するとなると、なかなか予定通りに事が運ばないものですが、予定通りの時刻に出発。チームには早くも・・・

8月27日(木)
アサヒコムの連載がスタートしました!

オーストラリア横断隊一行は、予定通り22日に成田を出発、23日にパースに到着し、25日より、自転車による横断をスタートいたしました。今回も「アサヒコム」にてレポートを掲載しており・・・

8月26日(水) 
南半球の空の下

最初の宿泊地はパースから100km進んだところにある人口7000人の街、ノーザム。前夜にはまさに“降るような星空”を見て歓声を上げた一同でした。昼食は先回りした・・・

8月25日(火) 
目前に広がる大平原

インド洋に面するパースの東端、「チャレンジ・ハーバー」を早朝5時30分に出発。いよいよシドニーを目指す長い旅がはじまりました。この旅には風間ら“乗り手”の他にサポート隊の・・・

8月18日(火)
出発直前の記者会見を行いました

8月22日の出発を直前に控え、記者会見が行われた。会見では隊長の風間深志の他、参加者の今利紗紀と『運動器の10年』日本委員会運営委員長である帝京大学医学部整形外科主任教授 松下隆が・・・

8月17日(月)
バイクジャージのデザイン決定!

オーストラリア横断中着て走るバイクジャージのデザインです。
各後援企業様のロゴと「TRANS WORLD AUSTRALIA BICYCLE CARAVAN 2009」のロゴが引き・・・

8月17日(月)
参加者プロフィール

いよいよ8月22日の出発が近づいてきた。一般参加者3名の参加者も既に決定しており、これに風間が加わり2チーム編成でゴールを目指す。またサポートドクター4名も行程ごとに担当し全行程をカバーする。以下は一般参加者3名プロフィールと・・・

運動器の10年・世界運動キャンペーン・オーストラリア大陸 障害者自転車横断 詳細レポート ダイジェスト
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>第3弾オーストラリア大陸
 障害者自転車横断5000Kmの
 詳細レポート
オーストラリア大陸 障害者自転車横断 詳細レポート ダイジェスト

10月19日(月)
おわりに 〜今回の旅で学んだことと感謝の気持ち〜

ほぼ2ヶ月ぶりの帰国。空港でみんなと別れた風間隊長は東京の自宅へ戻りました。狭くごちゃごちゃした都内の道路は、広大な大陸を走ってきた隊長から見れば自転車にとって不向きな・・・

10月16日(金) 
ついにシドニーに到着。感動のゴール

気温は4度。ゴールの朝は晴天ですがだいぶ冷え込みました。カトゥーンバの駅裏にある安宿を8時30分に出発。この日の走行予定距離は102km。標高1000mから一気に下るので、かなり・・・

10月15日(木) 
日光いろは坂のようなワインディング

ゴールまで197km。残り2日となったこの旅を思い、感傷に耽る風間隊長をサキがたしなめます。「気を抜くのはゴールしてからだよ!」我々は今回「運動器の10年」という世界キャン・・・

10月14日(水)
“戦没者の町”を後に

前日に見学した旧日本兵の捕虜収容所跡とそれにまつわる悲劇的な話(収容所から脱走した378人の日本兵と、その内231人が死亡したこと等)を思い出し、鎮魂の念を心に抱きながら・・・

10月13日(火) 
ふたつの記憶と日本人戦没者墓地

宿泊地のクータマンドラは人口4000人のごく一般的なオーストラリアの田舎町です。町の自慢は約70年前に活躍したドン・ブラッドマンというクリケット選手。驚異的な成績を・・・

10月12日(月) 
鉄(テツ)人もカゼには勝てません

朝から雨が降っています。テツが前日から調子を崩して回復していません。いつも誰より元気のいいテツですが、このときはクシャミと鼻水で冴えない顔つきです。大事をとってこの日・・・

10月11日(日) 
アウトドアで美味フランス料理

朝から雨が降り、珍しくテツが熱を出した。この日は軍の町(メインストリートに昔の戦車と戦闘機が展示してある)ウォガウォガで休暇。朝食前にチェリーがパンとバナナとチーズを・・・

10月10日(土) 
コンバインが生まれた町

この日は標高200〜300mの高原の道を130km進みます。空は素晴らしく晴れわたり、景色も緩やかなアップダウンを繰り返す牧歌的なもの。ただし交通量は以前とは比べものにならない・・・

10月9日(金) 
こんどはグレートな「山の道」

オーストラリアでどこにでもいる鳥といえば鳩に似た「ガラー」、白黒ツートンの「マグパイ」、そしてギャーギャーと鳴き声がケタマしい「コカツー」の3種類。山間部に入ってコカ・・・

10月8日(木) 
下りの“弾丸男”

朝、隣の部屋に泊まっていた地元の救急隊員が出かけようとしていたので、我々の「運動器の10年・世界キャンペーン」の話をしたら、非常に興味を持ってもらい会話が弾みました。彼ら・・・

10月7日(水) 
自然に接して生きるということ

メルボルンを出発しました。いよいよシドニーまで残り1000kmになりました。この日の空は南風が強く荒れ模様。伴走ドクターはこの企画のために日本で密かにトレーニングを積んで・・・

10月6日(火) 
すごい病院を見学しました

ここメルボルンでアデレードから1100kmを共に走ってくれた生越章先生が、東京からやってきた竹中信之先生(帝京大学付属病院・イリザロフ法専門医・48歳)にバトンタッチしま・・・

10月5日(月) 
複雑な気分とうれしい再会

朝9時にフェリーボートでフィリップ湾を渡るために早朝から乗り場へ向けて走ります。この日の目的地、メルボルンでは久しぶりに再会する松下教授、そして生越先生とバトンタッチ・・・

10月4日(日) 
メルボルンまで、あと少し

「自転車にとっては最高の気分ですね」この日と翌日が最後の走りとなる生越先生が言うように、晴れわたる空の下、気温も温かくさらに追い風という抜群のコンディション。右手に海・・・

10月3日(土) 
海沿いの町で休みとなれば

この日は休み。前日にハードな上り坂をクリアしてきたメンバーにとって、うれしいクールダウンです。中でも最年長の風間隊長は朝、ベッドから起き上がれないほどの全身筋肉痛・・・

10月2日(金) 
またしても上りばかり……

曇り空の下走ること1時間半。ポートキャンベルの急坂で、とうとうマサが自転車を降りて歩きました。パースからここまで3700km。その間、一度も降りることのなかった坂道で・・・

10月1日(木) 
10月だけど「春」

いよいよ10月に入りました。視界ではオーストラリアの明るい「春」の景色を感じながら、心では懐かしい日本の「秋」を思う複雑な感覚です。まずビクトリア州のメインルート「グ・・・

9月30日(水) 
青空の下、サキ完全復活

西オーストラリアからはじまった旅もこの日で35日目。ついに3番目の州、ビクトリアに入りました。1年で一番美しい「春」ということもあり、出会う風景がすべて素晴らしい。つい・・・

9月29日(火) 
タンポポ街道は森林の中

晴れ。空に浮かぶデッカイ飛行機雲に圧倒されつつペダルを蹴り続けます。狭い空の下に住む日本人にはあまりなじみの無い大きさでした。いつものようにチェリーが作る美味しい・・・

9月28日(月) 
サキ、もう1日静養指令

前日、吐き気に続いて頭痛に悩まされて戦列から離れたサキ。生越先生の診断は「インフルエンザの可能性も否定できないし、体質(肺の手術)にも注意が必要なので今日1日は休養・・・

9月27日(日) 
釣れないのはルアーのせいじゃなかった

朝、サキが不調を申告。ローテーションから外れて静養させます。この日の宿泊地は南に101km行ったところにある「ポリスマン・ポイント(オーストラリアの地名ネーミングは単純な・・・

9月26日(土) 
ヒョウまで降った誕生日

南オーストラリア、サウスウェールズ、そしてビクトリアという3つの州の境を流れる大河、マリー川にかかる「マリー・ブリッジ」を渡りました。この日はアデレードの街を離れた直後・・・

9月25日(金) 
正田先生のバトンタッチ

ここまで10日間一緒に走った正田先生が新潟からやってくる522生越章先生(新潟大学大学院・整形外科学分野・准教授・48歳)と交代します。仲良くなれたところでの交代はお互いに・・・

9月24日(木) 
近代的なアデレードの病院

街の中心にある「ロイヤル・アデレード・ホスピタル」を訪ねました。同病院の整形外科学・外傷医学のメリック・J・シェハード准教授と獣医学・医学の専門医であるニック・ファ・・・

9月23日(水) 
街は美しく、心も穏やか

日本を出発して1ヶ月、ようやく全行程の5分の3の地点となるアデレードに到着しました。人口100万を越える大都市、アデレードに近づくにつれて沿道にある畑の作物が麦から・・・

9月22日(火) 
沈んだ気持ちを救った「呪われた花」

朝、サポートカーと自転車組がはぐれてしまい30〜40分のタイムロス。アデレードに向かうのはみんな同じなので焦らず目的地へ進めばいいのですが、そのとき走っていたテツ、マサ・・・

9月21日(月) 
道のりも半分を越え

この日から南オーストラリア州の州都、アデレードまで南下します。上空には暗い雲が出て気圧は下がり気味。天気予報は雨だけでなく強風やヒョウの可能性もあるという最悪パターン・・・

9月20日(日) 
やはりスポーツマン

この日で5日目になる正田医師は「まともに自転車に乗るのはこれがはじめて」と言っていたわりには強く、みんなのペースに遅れていません。町のサッカーチームでプレイする現役選手・・・

9月19日(土) 
忘れた頃にやってくる

サキがちょっとした段差でよろけて左足を打ち、顔をしかめました。気丈な彼女がそんな表情を見せるのは珍しいことなので心配しましたが、大事には至らずひと安心です。それを見て・・・

9月18日(金) 
“世界の小麦”を作る麦畑

朝8時前に出発。この日も広々とした麦畑ばかりの景色が続きます。目的地への道はA-1(国道1号)を使った方が早く着きますが、田舎道のB-91を使ってコーウェルの海を目指しまし・・・

9月17日(木) 
荒野の次は、どこまで行っても麦畑

どんよりした曇り空だが西の方は明るい。午後には晴れるだろうと期待して全員で元気いっぱいの出発。以前の荒野とは一変してセデューナ以降の景色は麦畑一色となりました。通過・・・

9月16日(水) 
農家にとって雨は死活問題

朝、渡邉先生を空港まで送ります。この空港のターミナルビルが驚くほど小さい。敷地は成田空港ほどもあるのに、ビルは個人宅なみなのです。引き続きシドニーを目指す我々の・・・

9月14日(月) 
渡邉先生との別れ

パーティーの余韻を残した宿泊地を早朝に出発し、宿の7軒先から続く大草原をひたすら東に向けて走り出しました。75km進むと景色は荒野から一変。携帯電話も通じる“文化・・・

9月13日(日) 
パーティーに乱入!?

同じモーテルに宿泊していたニュージーランド人のデービッドさん(56歳)と次の町まで一緒に走ることになりました。走り出すとき、彼に我々の「ジェッタ」に乗ってもらうと・・・

9月12日(土) 
釣り好きの血が騒いで……

キャンプ地から南に20kmほど行ったところにある「Fowlers Bay」という海辺の町に出かけました。釣り竿を借りて投げ釣りかルアーでも、と思いましたが残念ながらレンタルは無い・・・

9月11日(金) 
こんなに近くでクジラが見れるとは

今日も暑くなるであろうことを予想してインナーを脱いで出発。午前10時で気温29度、午後には31度まで上がりました。薄着で正解です。途中でオーストラリア海岸公園のホエール・・・

9月10日(木) 
“生暖かい”北風に吹かれて

朝、強い北風の中を進む。右手は広大な原野で左手はどこまでも青い海。疲れたときは原野より海を見る。気分的なことですが、これって人間の起源と関係があるのかも。トップを走る・・・

9月9日(水) 
ジェッタもそろそろ増し締め

南に海を見渡す高台にあるキャンプ場「ユークラ」にて休養。新車でスタートした愛車「ジェッタ」も走行距離1600kmをこえたので、この機会に総点検です。疲れをとってリラックス・・・

9月8日(火) 
久しぶりの南極の風

晴れ。午前中は北からの向かい風を受けてキツい走り出し。間近に迫る山肌を見ながら2時間走ると地平線上に青い海が見えてきました。この海の名はグレート・オーストラリアン・バイト・・・

9月7日(月) 
生きている動物を見るなら夕方

エミューもカンガルーも出会うのは死体ばかり。そろそろ生きている動物が見たいメンバー一同。朝、旅人が連れている犬を見て「今日は会えるかも」と期待もふくらみます。この日は・・・

9月6日(日) 
違うタイプの自転車

ここ数日の滞在地は人口0〜8人という「村」というより「キャンプ」といった場所。ほとんどがガソリンスタンドとレストラン、モーテルがパッケージになった旅人のオアシスを1家族が・・・

9月5日(土) 
恵みの雨もすぐに大地が吸収

朝から強風が吹き土ぼこりが舞っています。本日は停滞日。やがて水たまりができるほど雨も降りだしました。カンガルーがその水たまりの水を飲みにきます。ここで生きるものにとって・・・

9月4日(金) 
どこまでもどこまでも

快晴。朝の気温4度、日中14度。「平原」という名前の印象からはかけはなれた上りばかりの道が続く。広々としたナラボー平原に入ってからというもの平坦な道や下り坂を走ることは・・・

9月3日(木) 
ナラボーの地はひたすら広く、そして寒く

南極からの風の影響を受けるナラボー平原に入ってからだいぶ気温が下がりました(朝の気温2度、日中のが11度)。このとき日本は夏の終わりですがオーストラリアは早春なのです・・・

9月2日(水) 
まだまだ5分の1未満

様々な自然に直面しつつ思いを巡らせ、ひたすら今日の目的地へ向けて進む一同。360度見渡すかぎりの原野「ナラボー平原」の一本道を突き進む。右足1本で自転車を漕ぐテツは・・・

9月1日(火) 
旅に慣れたと思ったらパンク

前夜に泊まった「Widgiemooltha」という町は70万分の1地図にも記載されている区間の距離表示の目安にもなっているところだが、実際の人口は3人で建物はたった1軒。この一家が・・・

8月31日(月) 
海まで下りばかり……ではない

これまで1週間を共にした松下教授が帰国。朝はカルグーリーの金の鉱山を見学してから出発しました。再びメンバー全員でシドニーを目指します。ペースは180km先のノーズマンへ・・・

8月30日(日) 
新メンバー到着待ち

日本から渡邉義孝(甲府国立病院医師・34歳)の合流を待つため本日は停滞。カルグーリーは古い金鉱の街。人口3万人の割に人影が少ない。街の作りそのものが広いせいかもしれません・・・

8月29日(土) 
南十字星の町のお祭り

出発の前に年に一度のサザンクロスの町のお祭りを見に行く一同。1台6000万円もする大型トラクターやオフロードバイク、牧場運営に必要な用品が展示されたり、羊の毛を刈る実演も・・・

8月28日(金) 
出会いは旅の楽しみ

このところ晴天続き。気温は朝が10度以下だが日中は15度前後にもなる。日本を発つときは真冬の重装備も覚悟してきたものの、どうやら必要なさそう。先発のテツとサキ、松下先生・・・

8月27日(木) 
颯爽と走りはじめたものの…

早朝、深い霧に覆われた人口700人の小さな町、ケラバーリン。総勢10名が行動するとなると、なかなか予定通りに事が運ばないものですが、予定通りの時刻に出発。チームには早くも・・・

8月27日(木)
アサヒコムの連載がスタートしました!

オーストラリア横断隊一行は、予定通り22日に成田を出発、23日にパースに到着し、25日より、自転車による横断をスタートいたしました。今回も「アサヒコム」にてレポートを掲載しており・・・

8月26日(水) 
南半球の空の下

最初の宿泊地はパースから100km進んだところにある人口7000人の街、ノーザム。前夜にはまさに“降るような星空”を見て歓声を上げた一同でした。昼食は先回りした・・・

8月25日(火) 
目前に広がる大平原

インド洋に面するパースの東端、「チャレンジ・ハーバー」を早朝5時30分に出発。いよいよシドニーを目指す長い旅がはじまりました。この旅には風間ら“乗り手”の他にサポート隊の・・・

8月18日(火)
出発直前の記者会見を行いました

8月22日の出発を直前に控え、記者会見が行われた。会見では隊長の風間深志の他、参加者の今利紗紀と『運動器の10年』日本委員会運営委員長である帝京大学医学部整形外科主任教授 松下隆が・・・

8月17日(月)
バイクジャージのデザイン決定!

オーストラリア横断中着て走るバイクジャージのデザインです。
各後援企業様のロゴと「TRANS WORLD AUSTRALIA BICYCLE CARAVAN 2009」のロゴが引き・・・

8月17日(月)
参加者プロフィール

いよいよ8月22日の出発が近づいてきた。一般参加者3名の参加者も既に決定しており、これに風間が加わり2チーム編成でゴールを目指す。またサポートドクター4名も行程ごとに担当し全行程をカバーする。以下は一般参加者3名プロフィールと・・・